そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

報道は一方的で軍事的危機感演出に躍起である

2023-02-19 | 岸田文雄

北朝鮮がまたミサイル発射した。ほとんどの日本の報道は、無法者の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がEEZを越えましたとか、ICBM級でアメリカ本土を射程内にとらえることが出来るとか、どうやら失敗したようだ、日本の漁船に被害はないというものばかりである。
北朝鮮は、韓国と米国が軍事演習を予定通り進めれば「かつてないほど持続的で強力な」対応に直面すると、繰り返し警告していた。
北朝鮮は今年定例活動以外の「あらゆる特別軍事行動」を控えてきたが、米韓が予定する軍事演習は「緊張激化の大きな渦を生じさせることになる」としている。 
その報復が、このミサイルの発射である。こんなミサイル発射がどんな報復になるのかそのロジックは理解できないが、軍事貧国の精一杯の抵抗であることに間違いない。
ミサイル発射の理由付けさせないためには、米韓の合同演習を止めさせればいいのであるが、そうした発想は全くない。報道が北朝鮮が一方的なミサイル発射ばかりを訴えるのは、防衛予算倍増に好都合である。岸田政権を支える結果になる。
ところで昨日本ブログで触れた偵察用気球であるが、アメリカは4500ほど中国は400ほど放っているようである。
今回アメリカがカナダ上空で撃墜した気球は3つあるそうだが、二つは全く問題がなかったとアメリカが報道している。残りはやはり軍事目的のようであったらしいが、それまでである。アメリカもあまり強く中国にものいえない背景があるのだろう。この話題は沈静化しているが、日本だけが3年間黙っていたネタを引っ張り出して、騒ぎ立てている。
一人日本だけが、日本の報道ばかりが大騒ぎして、岸田文雄の防衛予算倍増の世論を喚起し、バックアップしているとしか思えない。
日本のマスコミは、軍事的危機感を煽るの躍起になっている。

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