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まらずもう物知り帳(5) 新弟子の番付

2009-12-14 08:24:01 | まらずもう物知り帳
【まらずもう物知り帳(5) 新弟子の番付】

 再三にわたってお伝えしていますが、日本まらずもう協会では新弟子を切実に募集しています。
 昨日、元学生横綱・玉太田の幕下付け出しが発表され、ますます活気づくまらずもう界ではありますが、まだまだこのままの人数では、正直さまになる番付が書けません。
 そこで今回は、新弟子になったときの番付面での待遇などを説明しましょう。
 まらずもうの新弟子は、現在、次の3つのうち1つを自由に選択してデビューすることができます。
 ・幕内最下位
 ・幕下15枚目格
 ・序の口
現代の大相撲では幕内からスタートすることはあり得ませんし、幕下付け出しを認められるには、学生横綱やアマ横綱、国体優勝などの実績が必要ですが、まらずもうではそのような規定は一切なく、自分の希望だけで幕下付け出しも、幕内付け出しも可能です。今回幕下付け出しとなった玉太田は、たまたま自称元学生横綱ですが、何の実績もなくても、まらずもうでは幕下付け出しが認められます。これは、勝敗までも自分で判断するというまらずもうの精神から、自分のデビュー時の実力も自己の判断を尊重しようという姿勢の表れなのです。
 ただし、幕内からのデビューを認めているのは、本音を言えば現在のまらずもう界の人手不足によるもので、幕内力士が42人に達した時点で、幕内付け出しは打ち切る予定です。ですから、幕内からスタートしたいという方は今がチャンスです。入門はお早めに。
 また、序の口からデビューする場合、大相撲では、まずは初土俵では番付に載らない「前相撲」という相撲を取り、そこでの成績をもとに次の場所からようやく序の口として番付に載る、という手続きを踏みますが、まらずもうでは前相撲は存在せず、入門直後から序の口としてデビューできます。
 「相撲部屋はあるの?」という質問もいただきますが、自己申告・自己責任を美徳とする孤独な闘い・まらずもうにおいては、相撲部屋制度はとっていません。誰かの弟子になる必要もありません。いつも通りの生活のまま、力士になることができるのがまらずもうの魅力です。まらずもうは各人の自由を尊重する競技ですから、部屋制度や徒弟制度を「禁止」しているわけでももちろんありません。義務化していないだけです。ですから自己責任において、「この人こそがまらずもうの師匠だ」と誰かを崇め、個人的に弟子入りすることもこれまた自由ですし、「引退後は部屋を開いて力士を育てたい」というのであれば、それもまた自由です。

  ○●○●○新弟子募集中!!○●○●○

入門希望、お問い合わせは日本まらずもう協会事務局

    ohnomatsu@mail.goo.ne.jp

まで。

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