○毛呂乃(9-0)
きょうも一本糞親方の受難は続く。朝、体調がよかったので会社に出勤したが、それは毛呂乃の罠。午後になって急に体調が悪化し、しかたなしに早退しようとするものの、毛呂乃の呪いのせいで八高線が遅れたあげく中央線は人身事故と、なかなか家にたどりつけない。ホームで電車を待っている間にも体調はみるみる悪化。「なんで体調不良で早退するときに限って電車を遅らすのさ??」と親方が愚痴をもらすと、毛呂乃は帰宅を妨害しておきながら「おとなしく寝てなさい」と嫌味たらしくにやにや笑う。「寝ていたいのに、あなたのせいで電車が遅れてなかなか家に帰り着かないんですよ!!」と悲痛な叫び声をあげる親方。ライオンが獲物をなぶり殺しにするように、一本糞親方が苦しむ姿を眺めて楽しそう。終わりの見えない地獄の責め苦、なかなか満足しない毛呂乃に、早く楽になりたい親方からは「ああ、この程度の苦しみは、毛呂乃様の精にするほどのものではない、と。オカズにするほどのものではない、と」と苦悶の声も漏れる。すると、突然幼児がおもちゃに飽きたかのように「オカズというか顔っす」と顔にかけてフィニッシュ。ふだんはマゾヒストな毛呂乃だが、ときどきこういう冷酷非道、サディスティックな一面も見せる。
○玉椿(7-2)
「きのうは部屋のそうじをしたんだけどね、体毛がけっこう抜け落ちてるんだよね。わし、けっこう毛深いほうなんだけどさ、これだけ抜けてたらもうちょっとお肌つるつるでもよさそうなもんなんだがねえ。やっぱりさ、抜けた分はまた生え変わってるってことなんだろうねえ」と人体の不思議に思いをはせているようす。「あとさ、やたら長い毛が落ちてんだよ。わし坊主頭だし、客なんてほとんど来ないし、あの毛はどこから入ってきたんだろうね? 毛って抜けた後も勝手に伸びるのかね?」と首をかしげる。なるほど、人体にはまだまだ謎が多い。
●蒼狼(4-5)
メンタル面にやや課題のある蒼狼、本場所のプレッシャーに耐えきれず集中力が切れたか「んー、わるいくせになりました。ぜんぜんおぼえていません」とかぎりなく不戦敗に近い黒星。3連敗でとうとう黒星先行。苦しくなってきたが、ここから開き直れるか。
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