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まらずもう物知り帳(7) まらずもうの番付編成

2009-12-16 08:05:43 | まらずもう物知り帳
【まらずもう物知り帳(7) まらずもうの番付編成】

 平成22年まらずもう初場所の番付発表が近ヅいてきました。番付発表は大相撲と同日、12月21日(月)です。そこで今回は、まらずもうの番付編成についてお話します。
 現在、まらずもうの番付は、大相撲の番付を参考に編成されています。ゆくゆくはまらずもう独自の番付を編成しようと考えていますが、現状ではいかんせん人数が足りな過ぎです。九州場所を例にとれば、所属力士は「ほしの山」「池男王子」の2人だけで、上から順に番付を組んだら、それは悲惨な番付になります。(下図参照)



 東       西
ほしの山 横綱 池男王子

(以上)




これではあんまりです。
そこで、まらずもうでは、デビューした場所の地位から、大相撲の本場所の結果を参考に番付を組む、という措置をとっています。簡単に説明すると、大相撲の幕内・十両の番付は、
(勝ち星)-(負け星)
の枚数分上下するのを原則とします。(たとえば、9勝6敗なら「9-6=3」で、3枚上昇、5勝10敗なら「5-10=-5」で、5枚降下します。)ただし、これはあくまで「原則」であって、他の力士との兼ね合いでさらに増減はあります。(そこから「番付運」というものが生じます。)
 ほしの山の場合、名古屋場所前頭16枚目扱いでデビューし1勝14敗、番付13枚降下で翌・秋場所は十両に落ち、十両13枚目になりました。ここでほしの山は10勝を挙げたのですが、ちょうど大相撲で十両13枚目だった豊桜が10勝5敗と同成績だったため、豊桜の番付と同地位にすることが決定され、九州場所は豊桜が十両3枚目だったため(原則上5枚上がるところを10枚上がったのですからこれはかなりの幸運です)、ほしの山も十両3枚目に確定しました。現在、まらずもうの番付はこのように大相撲の番付を参考に編成されています。次回初場所の番付に関しては、ほしの山の地位は大相撲で入幕が予想される

北太樹より下、白馬と同じかやや上

というのが目安で、池男王子は

序の口の廣瀬よりやや下

というのが目安です。番付発表当日、当ブログでも速報をお伝えする予定ですが、番付編成制度上、大相撲の番付発表を待たねばならないため、若干のタイムラグが生じることが予想されます。(当日夜、発表予定です。)そこで、「ほしの山の番付は?」「池男王子の番付は?」と一刻も早く知りたい、という方は、まずは上記の目安を参考に、大相撲の新番付をごらんになるとよいでしょう。
大相撲・まらずもうとも、新番付の発表は12月21日です。お楽しみに!


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     ohnomatsu@mail.goo.ne.jp
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