－ 名古屋場所、成績次第ではこちらも綱獲りの可能性の残る大関・玉椿関にお話をうかがいます。本当によろしくおねがいしますよ？
（玉椿） 「ああよろしく」
－ 大関在位はまらずもう最長の16場所、大相撲では霧島に並びました。そろそろこの地位はもう十分、という思い、あるんじゃないでしょうか？
（玉椿） 「んー、そうだねえ。長いこと大関やってきたけどさ、ちょっと負け越しただけでやいのやいの言われるのもめんどくさくなってきたのは事実だし、そろそろ楽なポジションにもどりたいって気持ちはあるね。霧島は大関から陥落してからも長く土俵をつとめたから、わしも霧島みたいな息の長い力士をめざしたいね。」
－ いやそういう意味じゃなくて。全勝優勝、12勝、そして今場所と、数字の上では大相撲で綱獲りの稀勢の里関よりも上、今場所全勝優勝なら横綱の声も上がると思いますが、場所前のまらの調子はいかがですか。
（玉椿） 「いやあ、どんなに甘い判定をしても勝ち越しが精一杯。ふつうに判定したら３～５勝ってとこじゃないかね」
－ 大関はこの7月が初土俵、不滅の14連敗を記録したり、初めての綱獲りで負け越し、初めてのカド番になるなど、7月には目立った活躍が多いようですね。通算26勝34敗と負け越し、大関昇進後に限っても勝率はちょうど五分。過去3連勝以上したことのない場所です。このあたりを踏まえ、今年はいかがですか。
（玉椿） 「わし、そもそも暑いのが苦手なうえに、まらずもうってのは基本的には年齢を重ねるたびに弱くなるんだよ。どんだけ派手に負けるのか逆に楽しみなくらいだよ。」
－ 夏と言えば水着の季節。海やプールで稽古にも熱の入る時期ですが、この辺りの思い出などありましたら、お聞かせ下さい。
（玉椿） 「若いころ、公園の幼児用プールの監視のアルバイトをしたことがあってさ。近所の２～３歳児がぞろぞろ遊びにくるんだよね。寸胴でぽっこりおなかで、きゃっきゃ言ってんの。かわいかったねえ。わしの幼児趣味ってこのバイトがきっかけかもしれんね」
－ 池男王子関は絶大な女性人気を誇りますが、玉椿関はある層の男性ファンから多大な支持を集めていると伺いました。最近のエピソード、何かありましたらお聞かせ下さい。
（玉椿） 「ああ、さいきんやたらホモにもてるんだよね。職場の同僚のアパートに遊びにいって酒のんでたら『さびしいの。いっしょの布団で寝ない？』って誘われたり、不忍池をジョギングしてたら『2万でどう？』って声をかけられたりさ。人生には３回モテ期がくるってうけど、こんなことに１回分無駄づかいしちまったよ」
－ では特にそのあたりの男性ファンの皆様にひとことお願いします。
（玉椿） 「わしノンケだから、まじで」
