京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

やっぱり・・「先生」は禁止にしたい(^^;)のお願い

2022-04-09 14:23:23 | 女将の日常

今日は暖かくて嬉しくなります。

 

今日は・・・ずっと思い続けていることなのですが

この頃またその思いが強くなってきたので、しつこく書いてみようと思います

着付教室や、それから着付けをさせて頂いた時にもたまに「先生」と呼ばれることが、

ど~も苦手で気持ちが引っかかるのです。

 

私、着付けを確かに教えています。

だから教室の皆さんが「先生」と言ってくださることは世間一般では普通なのかもしれません。

そんなにこだわることはないのかもしれないし、主人にこのことを話すと

教えているんだから「先生」と言ってくださるのは仕方ないのではと言う。

でもね・・・、なんか自分の中で違うのです。

先生と呼ばれる私は、ちょっと自分でない感じ

 

昔、美容師で店長をしていた頃、お客様に「先生」といわれたことがあって

とても違和感があってとても嫌だった・・・考えてみるとその時と同じ気持ち。

20代のまだまだ未熟な私に「先生」ってそんな言われる筋合いはないです~~って

思ってた。

世の中には先生という言葉で、持ち上げるような風潮もあるので

それも嫌なのかもしれない。

 

今も実は、違和感感じながら「先生」と言っていただく事を我慢しているというのが

正直な気持ちなのです。

 

当店の着付教室、そもそも

皆さんが着物を着てもらえるようにするのは呉服店の仕事という考えの元

始めたので、いまでも呉服屋の女将の役目と思ってやっています。

先生という言葉が「教えます」となんとなく上から目線?のように私自身が

感じてしまうのです。

だから呼んでくださるなら「先生」じゃなくて普通に「わきさん」とか

「女将さん」って言ってくださったら、落ち着くかな、私

同じ目線で「私と一緒に着付けのお稽古しませんか?」

というスタンスでお稽古したいなと思うのです。

 

習ってくださる方からはいまさら?逆に困る~といわれるかもしれませんが

この違和感を持ち続けて何十年

この際もう一度、皆さんにお願いしてみようとこの度思い立ち

キリのいいところで、この4月から新しく習いに来てくださってる方から

最初に「わきさん」って呼んでくださいってお願いしようと思います。

最初にそうお願いしておけば、いいのですよね

できれば、教室では「先生」禁止

 

今月は「本つづれ帯展」

デパートなどでは、取り扱いのないお品です。

ぜひ、手に取ってご覧くださいませ。

 

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