京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

着物クイズ・衿の形について

2020-05-13 15:31:13 | 女将の日常

こんにちは。今日も暑いですね

遠く三鷹の方にお住まいですが、御用があるときには、お越しくださるご年配のお客様。

先日、休業のお知らせをお送りしたら、ご丁寧にお葉書を頂戴しました。

「今は行けないけれど、嵐が過ぎたらまたいつかお目にかかりましょう」と。

店をお休みしていて、コロナが収まったとき、またお客様がお越しくださるだろうか

また、着物を見に来てくださるだろうか・・・

不安でいっぱいの毎日、お客様からのこういうお手紙がとても嬉しく心にしみます。

外出が少しできるようになったら、どうぞ皆さん遊びにいらしてくださいネ

 

今日も、頑張ってお勉強です。

昨日の問題は「着物の3種類の衿の形について・・」でした。

言葉だけより、分かりやすいかと、汚いイラストですがお許しを

 

左「棒衿」 衿巾1寸5分(約5,7センチ)

   衿の中心から、衿先まで、ずっと同じ細い衿です。

   男物、子供の着物がこの衿です。

中「広衿」 衿巾3寸(約11センチ)

   衿の中心から、衿先まで同じ。

   一般的な皆さんがお持ちの着物は、たいていこの形になってることが多いです。

   衿の中心を半分に折って、着ますね

右「バチ衿」 衿の中心が1寸5分 衿先が2寸と

   衿先に行くにつれて、徐々に広くなっていて、三味線のバチの形に似ているから

   バチ衿というそうです。

   広衿を折って着たときに、こういう形になります。

   主に、女物の浴衣や、普段着のウールや木綿の着物など、この形が多いです。

   

普段に着物を着ていらっしゃったおばあちゃんの着物などは

小紋や紬もバチ衿にしたものも見かけます。サッと衿が合わせられますもんね。

広衿は、着るたびに折るのは面倒かもしれませんが、衿元がふっくらしますので

よそゆき感が出ますし、体型に合わせて衿巾の調整ができます。

 

では、今日の問題です

Q・紋は一つ紋・三つ紋・五つ紋がありますが

 その数によって、紋をつける位置が決まっています。

それぞれ、どこにつけますか?

 

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