はや春一番が吹いて・・やっぱり暖かな異常気象?
コロナウイルスも、少しでも広がらないことを祈るばかりです
さて、店では白生地を染める会の最中ですが
実は少し前に、染体験?というか家で少々いたずら遊びしてました
ちりめんのお細工物を作っていて、それで使う生地を収集していますが
白っぽい生地は、絹のですので黄色っぽくなったり
古いものなので汚れやシミもあります。
そのままで使えないものは、はぎれの半端な生地なのですが、
無地染めの職人さんに無理をお願いして染てもらったりしてました。
でも申し訳ない気持ちもあって、随分前に買っておいた赤の染料があるのをふと思い出し
レッツ、トライ!やってみよ・・・
疲れの少なかったある日の夕飯後、説明書を読みながら染めてみました。
どんな具合に染まるのか見たかったので、いろいろな生地を染めてみました。
思ったより、ムラにもならず・・・
ちょっと調子に乗って、今度は黄色の染料を買ってきて
今度もいろいろな生地に。
同じ長襦袢の生地に。
先日お話しした「一色かける」と柄が残ってこうなります。
こちらも白地に白の雲取り柄の同じ羽裏です。
どぎつい赤と黄色ですが、お細工物で使いたいので、これはこれで良し
どんな色になってもいいと思っていたのですが
染めてみると同じ染料に染めているのに、生地によって染めあがりの色が違う・・・
黄色は特に染料を少なくしてみたら、しっかり染まってない生地もあったり。
遊んでみただけのつもりでしたが、こんな事でも経験してみて思ったことは
職人さんはやっぱりすごい~~
これまで染をお願いするときに
見本の色より濃くはならないようにしてくださいとか
もう少し青みがかった感じ・・などとイメージを伝えて注文することがありましたが
生地でこんなに染色が違うなんて・・・
ピタッと色を合わせて納めてくださる職人さんは、さすがです
私が言うのもなんですが・・・
今回は染の会をしてますので、染の職人さんのことを思ったのですが
仕立を習いに行っていた頃は、袷の着物を縫ってみて
「これは自分で縫うより仕立屋さんにお任せしたほうが、よっぽど早いしきれいだし、安い」と
思ったものでした。
やっぱりその道のプロはプロ・・今更ながらですが
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