京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

催しの最終日に

2009-04-13 17:49:51 | 仕事
草履の職人さんが来て下さいました

前もって、皆様に鼻緒と台をお選びいただいて
職人さんに足に合わせて鼻緒をすげてもらいました。






さすが職人さん
そのアドバイスには毎度感心するばかり・・・

自分にピッタリに合わせてもらったお草履は
ほんとに楽で、また足元がキレイです。
お洋服でも足元は大切といいますが
着物も同じ。
足もとを見ると、その方のオシャレ度がわかる気がします


今回も用意した台と鼻緒だけでなく、半分くらいが特注品となりました
足の小さいお客様が意外に多く、Sサイズの注文や
台の高さを低くしたり、
ちょうど仕立て上がったお着物の余り布で鼻緒を作ってもらうことになったりと
お時間はかかりますが私だけのオリジナルのお草履になります。
楽しみですね。


ついでに・・
娘の振袖のお草履をお願いしてしまいました
足が小さいのでSサイズ、少し高めの台に。
問題の鼻緒は職人さんに、振袖のイメージと帯の写真、バックを見せて・・
既製にない鼻緒をつくって下さると
ちょっと、楽しみです
できたら、また見てくださいね


さて、いつものことながら職人さんのお話はためになります。
私が得た知識を
皆さんに少しづつでもお伝えしていかなければと思っています。

そこで、何年か前からお話しているつもりで、まだまだ浸透してないこと


*お草履は左右をローテーションするとよい
 鼻緒の柄や台に左右がある場合や、外反母趾などで鼻緒をそれに合わせて
 調節してある場合を除いて、
 基本的に草履には右・左がありません。
 一日履いたあと、しまう時に左右を逆にしておくと
 次にそのまま履けば自然にローテーションすることになると
 職人さんからアドバイスいただきました。
 鼻緒や、かかとに履き癖がつく前にローテーションするのがコツで
 かかとの片減りが少なくなります

他にもいろいろ。また、次回にでも・・

 
 
 










コメント
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