只今、開催中の「京絞り寺田展」
お客様をお待ちしながら、あいた時間に寺田さんといろんなお話をし
絞りについてずいぶん勉強させていただいてます。
催しの準備では
届いた品の中から、好きなものやぜひお見せしたいと思うものを選び
わきごのみのコーディネートにして
お店に展示するのですが、
その中で、目にとまった羽織がありました。
あ・・この羽織きれい~、
ふっと心が惹かれお店の入口近くにディスプレイしたのでした。
この羽織は「一目絞り」という手法を使ったものなのですが
寺田さんに詳しく聞いてみると
この「一目絞り」はもう絞れないのだそうです。
絞れる人がもういない。作れない。
いま、総絞りは中国で絞られています
あれだけの絞りを国内で作るには工賃がかかりすぎ
とてつもないお値段になってしまうのも理由の一つです。
でも、作ろうと思えばまだ国内でも作れる技術はありますし
中国でも作れます。
でも
一目絞りは、絹糸で一回だけ絞っていくのですが
これだけの羽織を絞るには、すごい技術と根気が必要になり
器用でコツコツと仕事をこなす中国の人たちでも
この技術はカンベン・・ということだそうです
今、寺田さんにストックしてある反物がなくなり次第
なくなる・・・
絞りに限らず、こういった品物、技術、技術を持った職人さんたち・・
どんどん少なく、なくなっていくのを見聞きするたび
危機感を感じますが、どうすることもできないのが現状です
悲しいですね・・
そう思って羽織を見ると
その絞りの目の細かさ、美しさがより一層引き立ちます
説明も受けないで、第一印象で「きれい・・」と感じたのは
やはりそれだけ心惹かれる品だったのです
お客様をお待ちしながら、あいた時間に寺田さんといろんなお話をし
絞りについてずいぶん勉強させていただいてます。
催しの準備では
届いた品の中から、好きなものやぜひお見せしたいと思うものを選び
わきごのみのコーディネートにして
お店に展示するのですが、
その中で、目にとまった羽織がありました。
あ・・この羽織きれい~、
ふっと心が惹かれお店の入口近くにディスプレイしたのでした。
この羽織は「一目絞り」という手法を使ったものなのですが
寺田さんに詳しく聞いてみると
この「一目絞り」はもう絞れないのだそうです。
絞れる人がもういない。作れない。
いま、総絞りは中国で絞られています
あれだけの絞りを国内で作るには工賃がかかりすぎ
とてつもないお値段になってしまうのも理由の一つです。
でも、作ろうと思えばまだ国内でも作れる技術はありますし
中国でも作れます。
でも
一目絞りは、絹糸で一回だけ絞っていくのですが
これだけの羽織を絞るには、すごい技術と根気が必要になり
器用でコツコツと仕事をこなす中国の人たちでも
この技術はカンベン・・ということだそうです
今、寺田さんにストックしてある反物がなくなり次第
なくなる・・・
絞りに限らず、こういった品物、技術、技術を持った職人さんたち・・
どんどん少なく、なくなっていくのを見聞きするたび
危機感を感じますが、どうすることもできないのが現状です
悲しいですね・・
そう思って羽織を見ると
その絞りの目の細かさ、美しさがより一層引き立ちます
説明も受けないで、第一印象で「きれい・・」と感じたのは
やはりそれだけ心惹かれる品だったのです