お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

「小湊鉄道」に乗車する。

2007年01月14日 16時52分18秒 | 旅先で
関東地方、いや日本全国でいまだに気動車(電車じゃなくてディーゼルで走る列車)が走っている数少ない私鉄の一つに小湊鉄道があります。宿の「かのか」から兄の車で養老渓谷駅まで送ってもらいました。ローカル私鉄で本数が少ないとは聞いていましたが駅で皆と別れて時刻表を見るとなんと1時間以上の待ち時間。仕方ないので終点の上総中野行きに乗って折り返すことにします。14時の次は17時15分という列車時刻もすごいが、養老渓谷の駅のおばちゃんに切符を求めると、なんと硬券(昔のように硬い紙の切符のことで超貴重品)の切符!終点まで行き、列車写真を撮影して発車を待ちます。しかし鉄道ファンは何処にでもいます。数人の同好者と内房線の五井に向かいます。車内はあくまでのんびり。車窓も田畑が続き、ローカル線の雰囲気満点。とある駅で乗ってきた老人の隣に車内アナウンスを終えた車掌さんが座り、これから行かれる病院について世間話。駅が近づくと立ち上がりひとしきり仕事を終え、発車するとまた座り込んで世間話。都会の殺伐としたラッシュの電車と比べてなんと、のんびりしてるんだろう。約1時間の小湊鉄道の旅を終えて、今夜の最終「のぞみ」までの時間を東京で過すべくまづ千葉に向かいます。つづく。

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