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お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

三条商店街ぶらぶら その1

2012年08月01日 19時27分17秒 | 京都で食べること飲むこと
堀川丸太町からバス停で三つ目が堀川三条です。その堀川通りから三条通りを千本まで約1キロほど昔ながらの商店街のアーケードが続きます。ここが只今うちの奥さんのお気に入りです。先日久しぶりにお休みが出来たのでお昼ごはんに出かけてきました。



魏飯夷堂(ぎはんえびすどう)という築100年ほどの町家を改装した中華料理店です。もともとは味噌屋さんだったようでオモテには看板がそのまま出ています。入口に厨房が設えてあり、もともとの台所が客席になっています。うちの通り庭にあたる部分に椅子席が作られていて高い天井の下でご飯を食べます。我々としては、ちょっと変な感じですが、町家らしさは感じられます。ここのランチがボリュームたっぷりです。いろいろある中で¥800のランチに小龍包とデザートをプラスして¥1000です。



まづ小龍包のスープ(ぶちゅっとつぶすとスープが出てきます)が美味しい。

そして僕は

豚肉と夏野菜の唐辛子炒めです。

うちの奥さんが

芝海老とネギの、みょうがのあっさり炒めです。

休みだから生ビールも行っちゃいます。店の雰囲気も上海の大衆食堂をイメージしたとかで、上海から来ている点心師が作る本格的な味がかなりリーズナブルで、夜にまた来たいねということで意見が一致しました。

そして商店街をちょっとぶらぶらします。



老舗の仕出し屋さんをのぞいたり



お豆腐屋さんの店先で 湯葉を作っていたり
(ここの豆乳ドーナッツがまた 美味しいです)

ぶらぶらはつづく。



お弁当 三題

2012年07月26日 16時04分00秒 | 京都で食べること飲むこと
午後3時を廻りました。外は35度です。玄関からオモテに打ち水をしますが、あっという間に干上がります。焼け石に水です。5時ころにもう一度打ってみます。さて、ご宿泊予約をお受けしている毎日ですが、ありがたいことにお休みなしで頑張っていますので、お昼ごはんも当然毎日うちで食べてます。でも時折仕込みの買い物に出かけたうちの奥さんが「お弁当」を買ってきてくれます。最近出版された「京都 テイクアウト美味図鑑」ー開けたらすぐに食べられるーがこういう時に最適な一冊です。(ホンマによく調べられている!)
そのなかである日のお弁当が三条商店街にある「ミートショップ ヒロ」のリブロースの姿焼き弁当です。



これが¥850です。ほんと美味です。

最近うちの奥さんのお気に入りが三条商店街です。堀川通りと千本通りの間、1キロくらいのアーケードのある商店街です。以前はどこにでもあるちょっと元気のない商店街でしたが、数年前に若い人向きの「さらさ3」が出来てからというものあれよあれよとカフェやらパン屋やら出来てきて既存のお店も負けられないと、頑張ってる商店街です。堀川側から入って、このミートショップヒロは最奥の千本の角にあります。そして、ここのミンチカツがお奨めです。ほかにもデミグラスソースハンバーグが¥350です。



これも売り切れ必至です。(うちの奥さんが4個欲しかったのに3個しかなかったと言ってました)

そしてある日のお弁当がこれです。



「食堂とん」のとん勝弁当。これが涙の¥500です。
裁判所裏にある「プチレストランないとう」の店主が週に一度!の店を出されたそうで、そのお店の営業日以外に限定20個の弁当を販売すると書いてあって、この暑いなか出かけてきました。うちの奥さんの食べることへの情熱はすごいです。しかも最近は僕に影響されて「B級まっしぐら」!この弁当はたぶんお店で出す肉の端切れを利用しているようで、涙モノの肉質とボリュームです。寺町丸太町下がるにある八百屋さんの隣です。弁当の会計はこの八百屋さんでします。そして余談ですが、うちの娘の友人宅だそうです。

そして近所のスパーのお弁当がこれです。



うちの奥さんが絶対的に信頼している野菜の仕入れ先である「スパーアイハート」の手作り弁当です。本日は定価の20%割引で¥480です。これも手作り感あふれる品です。これからは、週に1回の楽しみにしてゆきたいですね。
(なに贅沢言ってるのと申しておりますが・・・・)







お休みの日のお昼ごはん 

2011年12月18日 16時33分33秒 | 京都で食べること飲むこと
今年の7月から年中無休(年末・年始除く)で宿をしています。年中無休といっても、恒例の旅行とか特定日は休みますが・・・。でも今年の秋のハイシーズンは、休まず営業しました。12月中旬になってやっとお休みがとれました。そこで久しぶりのお昼ごはんに出かけます。どういう訳か娘も有給休暇を取っていて3人で自転車で繁華街へ。母と娘はエスニック系のランチを計画。今回は三条御幸町にある「三条パクチー」を目指します。以前河原町にある「パクチー」へ行きましたが、なんと2号店が三条に出来ました。

本店同様、店内はタイの屋台風に作ってあり、オモテも本店同様ビニールシートを開けて入ります。
何種類かあるランチはだいたい¥500台です。勿論3人で別々の品を注文します。

娘はグリーンカレー。

母はバジルチリ炒めごはん

僕はタイ風焼きそば・伝票は洗濯ピッチに挟んであります。

そしてサイドメニューの生春巻きとスパイシーなから揚げ。勿論、一口ビール。

エスニックなランチに満足げな母と娘。
このあと彼女たちはデパートへウインドーショッピングに。お父さんはどこか勝手に行ってきて・・・だって。
ごく平均的な日本の家族の姿でした。

抹茶ホットケーキ

2011年10月09日 16時42分46秒 | 京都で食べること飲むこと
秋の色が濃くなってきた京都です。この10月の連休はとてもいい天気がつづきお泊りの皆様は楽しそうにお出かけされています。毎朝ご出発の際はオモテでお見送りをしますが最近は「おひるごはん」も「かふぇ」も無いのでお掃除を追われるようにしないでいいので、ゆとりを持った気持ちでお見送りができます。カメラをお持ちのお客様に「まるぬ」の、のれんの前で記念撮影を毎朝しています。撮影し終えるとついつい空を見上げます。今朝も雲一つない快晴です。ふたりでいつもつぶやくのが「どこか行きたい」です。でもそうも言ってられないので清掃と仕込みにいそしみます。
最近はなかなか出かけられないので話題不足ですが8月末にバスの1日乗車券を駆使して(10回乗った)お店めぐりをした中の1軒が「カフェ&ギャラリーうめぞの」です。蛸薬師新町西入るというわかりにくい立地にもかかわらず平日の3時ころで満席でした。

町家を改装したお店でいただくのが

抹茶ホットケーキです。添えられたこしあんと黒糖バターが甘味屋さんの実力を示します。
余談ですが、このお店の近くにあった大人のお子様ランチで有名な「ガスパール ザンザン」は残念ながら閉店していました。
そしてパン屋に寄って帰ります。

例の「フリップ アップ」です。最近は予約しておかないと売り切れになるようでいつも電話してから伺います。チョコレートのベーグルが最近のお気に入りのようです。でもここはいつ行ってもお客さんがいます。京都のパン屋のなかでも一番コストパフォーマンスが高いのではと思います。

ご近所のおすすめ「京和食 かもめ」

2011年05月12日 18時27分03秒 | 京都で食べること飲むこと
母の日に晩御飯をということでご近所のお店へ出かけてきました。うちの前の油小路を丸太町より2本下がった二条の手前の小さな京町家を改装された和食のお店です。玄関を入るとカウンター席と足を下ろせる小上がりのテーブル席。着物姿の若い女将さんと若い店主が切り盛りするお店です。
爽やかな接客の女将さんがお料理を運んでくれます。
前菜のカツオのタタキに続いて供されたのは

しっかり出汁がひかれた鱧の吸い物。なかなかあぶらがのっている。
続いて

季節のものをあしらった八寸。カステラ卵も美味。
次にお造り。

あなご、鯛、ひらめの三種盛り。
そして

鱸の焼き物。これになんと添えられているのが自家製チーズ。香ばしく焼いた鱸にあいます。
そして

豆腐の揚げだし。あいなめを添えて。
写真はありませんがお食事はおじゃこの炊き込みご飯(これが女将さんがさりげなくお替りを勧めてくれる!)
味噌汁と自家製香の物。
そしてデザートは

イチゴを添えた自家製オレンジのムース。
これで¥4000です。
なんというコストパフォーマンス。我々3人とも「この値段でいいのかしら」とつぶやきます。
沖永良部生まれの若いご主人(32歳だそうです)とさりげなく丁寧な接客の女将さん。
帰りはスタッフ揃ってオモテで見送ってくれます。
いつまでも丁寧な仕事を続けてほしいものです。
本当ここはお奨めです。電話075-255-4030(水曜と月一回火曜定休です)

月曜日のお昼ごはん 1月編

2011年01月27日 18時09分47秒 | 京都で食べること飲むこと
今週の月曜日はお昼ごはんを求めて散策へ。今年から自転車を止めて少し歩くようにしています。暖かくなったら又自転車が活躍するかも知れませんが・・。例によって清掃作業を後送りして出かけます。特に目的を決めずに歩き出します。付近のお店のランチの現状を確認しがてら三条方面へ。歩きながらうちの奥さんから提案が出ます。三条のおばんざい屋さんへ行こうと。和ごはんをはじめてからやはりそちら系のお店が気になるようで。イノダ本店に近い「ばんざいH」を目指します。が、お店の前には無常に数日間お休みの貼り紙。がーん。やはりこの時期結構冬休みされるお店が多いです。途方にくれて三条を東へ。その昔時折行ってた居酒屋さんがランチもやってるのを発見。しばし逡巡のすえ入店。メインが6種類くらいの中から2種類選べて、ご飯と具沢山の豚汁とで¥850.

これはお値打ちです。僕はカキフライとブリの煮物をチョイス。うちの奥さんは選択ミスのようでしきりに僕のチョイスをほめます。ま、全部半分づつ食べたので本人も満足そう。しかし食べ物に関する執着はスゴイ。十何年前に食べた品を覚えている暗記力には恐れ入ります。ただしお店の名前はまったく記憶にないようですが・・・。ちなみにこのランチは「うしのほねアナザ」です。「ロフト」が河原町に移転したのでチェック。我々の年代ではちょっと若いですね。京都に「ハンズ」が出来ないか心待ちにしてはや20年。出来ませんね。どこか冬の特別公開寺院へと思っていたのにもう4時を廻ったので諦めてどこかケーキ屋さんでも・・・。そうだ「グルニエドール」が町家に移転したのを思い出し、そちらへ。

月曜日の夕方5時近くでもなんと満席。待たされます。うーーんスゴイ。

京都の町家のお店で今一番なのでは。中は女性ばかり。皆さん幸せそうにケーキをお召し上がり中です。
やっと席にご案内していただきました。お庭が見える席で

僕はカプチーノとチーズケーキ。
うちの奥さんは「りんごのタルト」(ここはこれが一番らしい)
隣でやっているケーキ教室はまだされてるのでしょうか?7、8年前でかなりのお待ちがありましたが・・・
でもどこもお客様が沢山入るお店は内容もさることながら良心的なお値段ですね。
ここ「グルニエドール」もそう感じました。
帰りにお店の方に「日曜日は凄く並ぶの?」と聞いてみたら「はい。1時間くらいは並ばれます。」とちょっと気の毒そうに答えてくれました。そりゃそうでしょうね、1月の寒い日の夕方5時で待たされるのだから。彼女曰く「休日はお昼少し前くらいが比較的空いてるそうです。」とのこと。
そしてテクテク歩いて帰ります。
うちの奥さん曰く「やっぱり他所に行って勉強しな」(いまさら当たり前ですが)ということでここ暫くはお店巡りにお付き合いさせられそうです。

バナナのクロワッサン

2010年11月06日 17時28分07秒 | 京都で食べること飲むこと

歩いて10分位にある(自転車だと5分もかからないが)パン屋さんの「フリップアップ」のお休みは日曜と月曜。今まで月曜が同じ休みの日で、なかなか買いに行けなかったけれど、ある日うちの奥さんがそうだ火曜日の朝やったら行けるわということに気づきました。ゆえに火曜日の朝早めに出かけては、毎週色々買ってきます。朝早い時間(8時過ぎ)だと種類がいっぱいあって目移りするようです。このお店のオープンからの定番?の「バナナのクロワッサン」も早い時間だとゲットできます。チョコレートのベーグルも美味ですがやはりこれにはかなわない。さて先日「浴衣でおでかけ」で来てくれた大分のMさんが結婚されて新婚旅行に行く前になんと京都旅行も兼ねてしかも両家のお母様と新郎新婦の4人で泊まりに来ていただきました。(勿論4人の貸切)本当にわざわざありがとうございました。そして翌日二人で関空から旅立ちました。数日経ってから、おひるごはんでバタバタしている時にMさんから電話があり、帰ってきて大分に帰る前に「和ごはん」を食べに寄りたいとのこと。今度は少し日焼けした二人がやってきてくれました。外国での食事が洋食ばかりで是非「和ごはん」を食べたかったとのこと。本当に何度もありがとうございました。そして夕方の飛行機で大分に帰ってゆかれました。

来週はイギリスに行っていた娘が帰ってきます。メールによると今頃はフランスでその後ベルギー、オランダを旅してから帰るそうです。帰ってきたら又ニギヤカになりそうです。
私も海外に行きたいとうちの奥さんは「和ごはん」の仕込に追われながらぶつぶつ申しております。

月曜日のお昼ごはん その6「キッチン ゴン」

2010年06月26日 19時45分23秒 | 京都で食べること飲むこと
我々が京都の洋食屋さんでよく行くお店は結構遠いところにあります。下鴨「のらくろ」北白川「にんじん」宝ヶ池「じゅんさい」自転車だとちょっと遠い。宝ヶ池は無理な距離。でもそれ以外でご近所の洋食屋に「キッチン ゴン」があります。下立売の山中油店に行く途中なので徒歩10分くらいです。出前もしています。ところがこの時代に去年なんと2号店を出されました。場所が先日のタイ料理パクチーの近くで河原町丸太町のびっくりドンキーのすぐ隣という場所。入口を入ると本店同様に長いカウンター席(本店より長い)があり、奥にテーブル席があります。メニューも本店同様夜でもOKのAランチBランチ等同じ内容です。写真はBランチ。ハンバーグとエビフライとあと1品が数種の中から選べるというボリューム満点の内容です。カップスープとライスも本店同様なんですが、お皿がおしゃれに出てくるので同じ内容でもここ御所東店の方が豪華に見えます。皿を食べるわけではありませんがすこし贅沢感もあります。しかしびっくりドンキーの隣ゆえお客様も年配の方が多く落ち着いた雰囲気です。

月曜日のお昼ごはん その5 「おかきた」

2010年06月12日 19時26分22秒 | 京都で食べること飲むこと
毎日暑い日が続きます。今日は30度を越えたようです。暑さに弱いうちの奥さんの機嫌がここ数日かなり悪くなって来ました。お昼の「和ごはん」を始めて2ヶ月が過ぎましたが、根っからの凝り性?のため仕込みに大層時間がかかります。なにしろ全部一人で準備するので今週の鯖の味噌煮のあしらいに使う白髪ねぎとか細かい仕事をしていると夜11時までかかったりします。ゆえに7月からは日曜日もお休みすると宣言されました。ご了承ください。さて月曜日のお昼ご飯に平安神宮ちかくのうどんの「おかきた」に行きました。前を通る時いつも行列していて観光客向けのおうどん屋さんやね、でも話の種に一度入ってみようかと行列に加わります。並んでいるけど結構回転は速く、店内へ。なかなかスタイリッシュなうどん屋さんですが実際食べ初めて、うちの奥さんの反応の変わり様がスゴイ。先程まで観光客向けの・・とか言ってたのに「あれっ、このおうどん美味しい」「なんかのど越しが他のうどん屋と違う」「さすが自家製麺や」「お出汁も美味しい」だって。お店は実際自分で味わってこその判断ですね。じつはこのときはすぐ北側の洋食の「小宝」でオムライスでもと言ってたのに、最近はまた「おかきた」行きたいね。だそうです。

GWのお休み その3 「パクチー」

2010年05月07日 19時26分33秒 | 京都で食べること飲むこと
午後7時にうちの奥さんと娘との待ち合わせ場所は娘がオススメのタイキッチン「パクチー」とやら。河原町丸太町上る東側の伝統的洋食店丸太町東洋亭のすぐトナリにある入口がビニールシートのなにやら屋台風のお店です。しかしまだ5時過ぎ・・・。仕方なく出町にある中古レコード店「つだ蓄」へ。JAZZのレコードの中古盤が京都で一番安いだろうお店です。ただし段ボール箱に無造作に入れられ(一応AB~順ですが)ておりちゃんと自分で検盤しないといけません。その後三月書房へ。やっと7時になったので「パクチー」へ。なんと屋台風タイ料理店ですが予約をしていない人はオモテでお待ちです。店内は若い女性やらカップルやらで一杯。本場の雰囲気よろしくタイからの留学生が働いていたりで、オーダーもタイ語。タイの屋台の雰囲気と安くて美味しいタイ料理でビールが大層すすみます。ビールタワーなる3リットル入りのビールもすぐ開いて家族一同大変満足。又ここの脱OL主婦の店長の笑顔とキビキビとした仕事振り、なおかつタイ人スタッフと和気藹々とお客さんのオーダーをこなしてゆく様は見ていて気持ちがいい。食事代とビール代が同額とはちょっと飲みすぎではないですか。ホンマ娘も母も良く飲みます。おわり。