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お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

月曜日のお昼ごはん その4 イタリア食堂 Colombo

2009年12月01日 19時15分30秒 | 京都で食べること飲むこと
たまにはイタリアンに行きたいとうちの奥さんが申しますので最近出来たイタリアンへ行ってきました。今回の改修にあたり古建具は早めに探しておかないといけないというので毎月1回の火曜日の休日は夷川にある「井川建具店」に行きます。ちなみに井川さんも月曜定休です。そこでお昼は必然的に周辺になります。イタリア食堂は最近出来たお店らしくまだお店ももテーブルもピカピカ。ランチは¥1200ですが、前菜のボリュームがすごい。大きなお皿に冷製が約8種類くらい盛られています。(写真)これで井川さんに行く用事が無ければワインの1,2杯は軽くいけそうです。グラスワインも¥600からあります。そしてパスタと小さなお菓子とエスプレッソ。女性には丁度いいボリュームです。若いシェフがふたりでサービスもこなす気軽なイタリアンです。イタリア食堂とは上手く名づけたものです。場所は河原町夷川の辺りです。この周辺も以前より色々お店が増えています。超京都通のライターTさんオススメの「割烹はらだ」の場所もチェックしてきました。

月曜日のお昼ごはん その3 「弥生」のあげカレー

2009年11月29日 14時15分40秒 | 京都で食べること飲むこと
暖かかったここ数日と打って変わって曇り空の寒い京都です。例によって「かふぇ」にはお客様がいません。さて本題。月曜日のお昼ごはんに先日久しぶりに「弥生」に行ってきました。弥生なんてどこの雑誌にも載っていません。町のおうどん屋さんです。でもここの「あげカレーうどん」は何故か時折食べたくなります。おばちゃんとおじさんの二人でやってます。(うちみたいです)町のおうどん屋さんなので勿論親子丼やきつねうどんもありますがやはりここは甘く煮た揚げととろとろのカレーがうどんと絡み合い絶妙です。そしてイナリ3個がいつものオーダーです。今では有名になった永観堂の近くにあるおうどん屋さんも昔はいつもタクシーがたくさん止まっていて運転手さんのお昼ごはんの場だったのにいつの間にか観光名所になりました。弥生は今も西陣の地元の織屋さんのおじさんとかのお昼ごはんの場です。おばちゃんとおじさんの会話とテレビがBGMです。でも何故か時折行きたくなるお店ってありますよね。そんな「弥生」です。

こーらい亭のお好み焼き

2009年09月27日 16時58分26秒 | 京都で食べること飲むこと
残暑厳しい京都です。ここ数日最高気温が30度を超えてます。そしてまだ蚊が出没しています。蚊取り線香が離せません。お店について時折尋ねられる中に「お好み焼き」があります。京都に来てまでお好み焼きとは思いますがここで即答するお店が「こーらい亭」。このお店に通いだして20年以上になるかと思います。お好み焼きはここしか知らないと断言。まづ鉄板焼きが何でも美味しい。だいたい何時も頼むのが「すなずり」「とーふ」「豚の玉子巻き」「塩たん」「ポークキムチ」そして「ねぎ焼き」その他エリンギやこんにゃくまであります。うーん何を頼んでも美味しい。ビールもジョッキが一杯づづカンカンに冷やしたのが出てくる。磨きぬかれた鉄板を前に飄々たるマスターの焼き姿を見ていると心が和みます。最近は息子さんが相当の実力を発揮して二人の焼きの競演に惚れ惚れします。残念ながら月曜と第三火曜休みが悲しい。(だからうちの臨時休業の日は大概出向きます)場所は千家さんお家元の前を通り過ぎ紫明通りに出る少し手前の東側です。

虎屋菓寮 京都店

2009年08月06日 19時21分48秒 | 京都で食べること飲むこと
来年からの改修工事の概要を表紙にお知らせさせていただきました。大掛かりな改修みたいやし今年中に泊まらなとか奥に15階建てでも建てられるの?とか言われてきましたがそんなに大掛かりではありません。でも冬場の寒さは少しは和らいで本棚にある本をゆったりご覧いただければと思っています。ところで烏丸一条にある和菓子の「虎屋」さんのお茶席がリニューアルされたので行って来ました。昔から烏丸通りに面したお店には「やらと」と右読みの暖簾がかかっています。両親からいまだに言われるのが子供の頃僕が市電(昔烏丸は市電が走っていた)に乗って前を通った時大きな声で「やらと」やと大きな声で叫んで恥ずかしかったそうです。以前は小さなお茶席でしたが今回伺って驚きました。現代的な建物と庭園ですが館内は杉材を基調に木造の雰囲気を醸し出し、什器や照明まで吟味されています。カキ氷をオーダーしたうちの奥さんもかなり満足そう。(暖かいお茶が添えられている)。写真は奥庭からみた建物です。また小さなライブラリーには高そうなお菓子の本が置かれていて自由に手に取れます。駐車場も完備してあり(室町通の本田味噌本店の前から入ります)帰りにうちの母親は勿論本田味噌でもお買い物。なかなかいいコラボです。

月曜日のお昼ごはん その2 「串くら」

2009年08月04日 14時38分52秒 | 京都で食べること飲むこと
やっと梅雨が明けました。連日最高気温は35度。でも風があって例年の蒸し暑さがあまり感じられません。今日のお昼ごはんは町家でおそばでもということになり予てから予定していたお店へ。らくたび文庫の町家ランチ編には年中無休とあり安心しきって暑い中伺うと、お店の前で唖然。暖簾も看板も出てへん。お休みのよう。自分たちも色々都合で臨時休業している手前、ここは仕方が無い。又来よう。自分たちが休みの時、うちの前でたまに「えーーっ」とか「休みや・・・」とか聞こえてきて申し訳ない気持ちになりますので・・・。さてそこで高倉御池上るの「串くら」へ久し振りに向かいます。ここは今はなき「さらさ冨小路」同様町家のお店の草分け的存在。最近はあちこちにある「かつくら」の母体。広い店内は掘りごたつ式テーブルで落ち着けます。写真のヤキトリ定食で¥1100。普通の定食だと¥840です。思わずビールと行きたいですが、次の予定もありここは我慢。あまり現代的に直していない町家でごはんは落ち着けますね。ここは夜もゆっくり呑めます。

月曜日のお昼ごはん その1 「あんじ」

2009年06月12日 16時49分25秒 | 京都で食べること飲むこと
梅雨の季節なのにとてもよく晴れて暑い京都です。最高気温予想が29度。でもお昼の営業中もエアコンはつけてません。昨日のお昼に来られた若い男性が「空調入れてますよね」と尋ねます。「いえまだ入れてません。」と僕。彼が驚くほど風が気持ちよく吹き抜けます。今日も近所の薬局のご主人が「ええ風入りますね」と感心されてます。蒸し暑くなくさらっとしてるので今が町家にとって一番いい季節です。さて月曜日のお昼ごはんシリーズを始めます。月曜日は「かふぇ」が休みなので清掃が終わってから近所にお昼に行くことにします。そしてそれの報告。(何時まで続くか?)第一回は夜たまにお邪魔する「あんじ」。12時台は滅茶込みらしいので時間をずらして13時過ぎに行きます。予想通り席がパラパラ空いてます。定食と写真の海鮮丼とかのメニュー内容で、今日は海鮮丼。これがなんと¥750です。新鮮な魚がこれでもかとどんぶりに乗ってます。それに小鉢が数種。味噌汁までついてこの値段。流石店長中井くん。やります。でも13時30分にはオーダーストップで黒板を下ろしますので13時からの30分間のうちに要入店です。

大こう本店の「水なす」のお漬物

2009年05月28日 14時47分46秒 | 京都で食べること飲むこと
昨日、今日と予約があった香港からの貸切予約が新インフルでキャンセルになったので二晩お泊りは開店休業。この時期急に京都に来られる方もありませんので、結局予約が入りませんでした。さてこの季節のお漬物のナンバー1は「水なす」です。泉州特産の水なすを浅く漬けた、とてもさっぱりとしたお漬物。色々試しましたが大徳寺南門の西に少し行ったところにある「大こう本店」の水なすが美味しい。昆布と白醤油で漬けられた上品な味で、1個¥420。(4月から皮が硬くなる前の8月までの限定品)ところが写真のように切り分けて食卓に出すと我が家ではすぐ、「一人何切れ」と争奪戦が始まります。一人丸々1個食べたいくらいですが、ここはきっちり「3切れ」とか決めます。それくらいの人気。大こうさんは他にもたくさんの種類のお漬物があります。一緒に行った母はあれもこれもとお買い上げで、信じられん金額を払ってました。それだけ美味しいのかな。写真の器は、HP表紙にある陶芸家の涌波先生の作品。大変盛り付けやすい器とうちの奥さんが愛用しています。

「月と六ペンス」

2009年05月26日 16時57分12秒 | 京都で食べること飲むこと
本日2回目。ということは・・・(暇)。うちの奥さんと今、京都は予約が中々取れないお店に行くチャンスではないかと。我々は出かけられませんがそんな気がしませんか?さてつづき。だるま食堂を後に市内へ戻ります。御所のベンチで一旦休憩。実は富小路門近くのベンチはどういうわけか背もたれがあり(広い御所の数あるベンチの中でここだけかも)、お気に入りです。丁度暖かな日差しを浴びてぼんやりしているまにウトウト。なんか休日モード。さて三月書房でも覗いてと思っていたらお休み。それで例の画家のKさん推薦の「月と六ペンス」へ。高倉二条角の古いビルの2階に上る階段のところに看板が出ています。急な階段を上り、普通の鉄のドアを開けると、古本屋かカフェか迷ったという店主がやっている珈琲のお店があります。一人で本を読むのにこんなにいい環境のお店はほかには無いと断言。壁側に机が張り巡らされ、窓の外が眺められ、一杯づつ丁寧に淹れられた珈琲を飲んでいるとなんか落ち着けます。そこここに本が並べられ手にとって読めます。お客も店主も読書。いいです。でも今日は高山から奥さんが帰ってくるので早めに切り上げますが、三月書房→月と六ペンスという構図が出来上がりました。今まではイノダ三条店でしたが今後は変更かな。おわり。

レディオ・ベーグル

2009年05月08日 19時42分48秒 | 京都で食べること飲むこと
ゴールデンウィークも無事終わりました。前半はフランスからのお客様で心配していましたがとても気さくなご家族で毎日楽しく過していただけました。かふぇもご多分に漏れずそんなに忙しくなく腰痛も出ず(毎晩のリハビリのおかげ)お休みの日を迎えました。晴れたら自転車であちこち出掛けようとプランを考えていたら7日(木曜日)は朝から雨。がっかり。傘さして自転車で行ける雨ではないので仕方なく「ラパン」君でまずは恵文社そばの「つばめ」でお昼(やはり男性は僕だけ)ちょっと本を見て(こういう時クルマというのは不便ですね)先日画家のKさんに教えてもらった新しく出来たベーグル屋さんへ。なんか場所を聞いててうーーんと思っていた通り深泥池そばのお店はなんとあの洋食屋「よねだ」の場所。あの店がこんなにおしゃれになっていた。あの愛想の無い「よねだ」のおっちゃんとはうって替って、レディォベーグルの奥様はとても感じの良い接客。こだわりのベーグルが又とても美味しい。でも残念ながらここも月曜定休の為、当分行けません。残念!

「ふろうえん」の晩ごはん

2009年05月02日 19時20分52秒 | 京都で食べること飲むこと
桜が終わったらもうGW。早くも5月2日になりました。先日まで朝晩エアコンの暖房を入れていたのに5月に入ると急に暑くなります。庭のもみじが庭師の言うとおりに伸びてきて新緑が美しいです。さてとある日の晩御飯に銀閣寺にある「ふろうえん」に行ってきました。何度かチャレンジして定休やら昼だけ休みやらで行けてなかったお店です。銀閣寺道のかの有名な「なかひがし」の手前で細い道に入った風呂屋の近くです。昔旅館だった建物を利用されてて落ち着けます。テーブル席とお座敷があり、洋食ながらも和食器を使っていて、メインの他に小鉢モノがつき、和洋折衷の上品な晩御飯です。(写真のエビはホントは1本です。一緒に行った母が多いので1本あげるとなり2本写ってしまった)純粋な洋食屋ではなく、少し小鉢があるのがよかったみたいで、母も満足そう。そういえば周りのお客様もご年配から家族連れまで幅が広いです。「のらくろ」よりやや高めですが雰囲気も良く銀閣寺方面にお越しの際はオススメです。