半透明記録

もやもや日記

大阪城公園

2005年05月30日 | 旅の記録
5月某日 晴れ

13:00 梅田にて友人と合流

高校時代からの友人M嬢が大阪へ遊びに来た。会うのは半年振りである。1泊2日の滞在中、大阪観光のお伴をさせていただくこととなった。とりあえず昼食をとりながら、近況報告をしつつ今後の計画を立てる。この日はもう午後ということもあり、大阪城などをまわってみようではないかというとこで話が決まった。

14:30 大阪城公園

梅田から地下鉄谷町線に天満橋まで乗る。私は大阪に住むようになって1年以上も経つというのに、未だに大阪城へ行ったことがなかった。というか梅田と難波周辺しか行ったことがないという、案内人としてはほとんど役に立たない人間である。谷町線に乗るのだって初めてだ。そんなことを言ってM嬢を不安に突き落としたような気もするが、とりあえず駅を出て城を目指した。地下鉄を出ると、小学生の列が延々と角の向うから続いている。それで何となく、小学生のやってくる方角に城があるように思った。きっと遠足に違いない。あとで判明することだが、彼らは大阪城公園にごく近い学校から出て来たのであったが、まあ着いたのだから間違った判断ではなかったわけだ。小学生の列をひたすら遡ってお堀をぐるりとまわって、釣り糸を垂れている人を横目に、植え込みのシロツメクサの香りを嗅ぎながら、ようやく城に通じる坂を上がる。緑が美しい季節である。
大阪城に詳しい方はお分かりのことと思うが、我々は北側から入ったので、天守閣の真裏に架かる極楽橋を渡ることになる。橋の上で先ほどとは別の小学生の集団とすれ違う。男の子が「もう少しだぞ、がんばれー!」と声を掛けてくれた。我々はそんなに辛そうに見えるということなのだろうか。まだそんなに疲れていないつもりだが・・・。思わずM嬢と顔を見合わせた。
天守閣の方まで来ると、さすがに人が多い。修学旅行生が炎天下に並んで座らされている。上の方から声が聞こえるので見上げると、天守閣には登れるらしく、人影が見える。まずは1周してみようと、内堀に沿って歩いてみた。東側からは木が沢山植わった場所が見え、何だろうと言っていたら梅林だった。こうして見ると、ここは本当に緑が多い。大阪はあまり緑がないように思っていたが、ここにこんなにあったのか。
天守閣を観覧することにする。実を言うと私は高いところが苦手である。展望台や観覧車などには全く興味が持てないのだ。まあ、天守閣は資料も展示されてるし、と思い直して上がってみることにした。8階の展望台からは、ずっと遠くまで見晴らせた。視界の部分だけ安全ネットが切れているのが、親切だが私にしてみれば怖い。東西南北に見える建物の説明の写真なんかがあるが、「あー、あれが○○ね、うんうん」などと生返事をしながらひと回りした。ふー、危なかった。下りながら資料を見ていくが、どうしてだかいつもこういう資料というのは眠くなる。なんとなく眺めただけで一気に下りた。
天守閣で貰った公園案内図を正しく読めなくて、なかなか公園から出られない。帰りは裏口ではなく正面の桜門から出た。大手門なんかはいかにも門らしくて良い。大きな門をくぐるのは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。

16:40 南堀江

大阪城公園を後にし、今度は谷町四丁目から地下鉄に乗り、大阪のお洒落ゾーンと言われる南堀江に行ってみることにした。もちろん私も行ったことがない。したがって、やはり中心地から離れたところに降り立ってしまった。人気のない家具屋さんが立ち並ぶ通りをてくてく歩く。喉が渇いて仕方ない。そういえばずっと休憩も取っていない。熱中症になってしまう。喫茶店を探すがなかなか見当たらない。オレンジストリートという通りを端から端まで歩いたところで、ようやく休憩した。夜は道頓堀のほうでお好み焼きを食べようと計画する。
ここから道頓堀までは歩いて行けそうだな、と詳しくもないのに見当を付けた。記憶と勘に従って歩いて行く。地図によるとアメリカ村はもうすぐそこらしい。そこへは行ったことがあるのだ。当たり前のことだが、一度通った道で迷ったことはない。(地下道は除く。迷いまくり)先日このあたりはKT様に案内していただいたので、真っ直ぐ道頓堀まで辿り着くことができた。心より感謝申し上げます!

18:00 「美津の」にて夕食

山芋のお好み焼きが激旨だった。もうひとつはモダン焼き。全然役に立てなかったのに、お礼にとM嬢に御馳走になってしまった。とても申し訳ないので、この間またまたKT様に教えていただいた「法善寺横町」へ案内することにした。もう日が暮れて、提灯に灯がついて趣深い。お地蔵様に水を掛けたり、細い路を通ったりして楽しい。

19:15 梅田

翌日は朝早くに待ち合わせて、UNIVERSAL STUDIOS JAPANへ行こう! というところで1日目終了。

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