半透明記録

もやもや日記

『HUMAN NATURE』を観た

2005年03月23日 | 映像
ストルガツキイの『みにくい白鳥』を読みました。
む、難しい・・・。
正直なところよく分かりませんでした。
でもとっても面白かったのです。
分からなかったのに、面白かったとはまた随分といい加減なものですが。
記事を書きたいのに、今のところどう書いたらいいのやらさっぱり分からないので、
気晴らしに、録画してあった映画でも観ることにしました。

『HUMAN NATURE』という映画には、主に3人の一風変わった人物が登場します。
1人目は、体質的に非常に濃い体毛を持つことを悩む女性ライラ。
2人目は、人類の平和のため、ねずみにテーブルマナーを教え込む研究者ネイサン。
3人目は、自らを類人猿と思い込んだ父親に森の中で育てられ、文明を知らずに成長した青年パフ。
ライラはネイサンと恋に落ち、ネイサンはパフを文明社会に適応させるべく、
研究室で教育を始めます。
と、簡単に説明してしまいましたが、これが結構面白く展開していくのでした。
言葉を知り、考えることをはじめた人間はもはや森へは帰れないのかーー。
ということを考えさせられると同時に、自分の信念を他人に押し付ける者は、
結果的に身を滅ぼすのかもしれないということも感じさせられました。
予想以上に面白かったです。

しかし、気晴らしをしようと思ったのに、また考え込んでしまってます。
どうしようもないですね。

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