2009年
総監督:京田知己
キャラクターデザイン;吉田健一
原作・制作:ボンズ
《あらすじ》
宇宙より飛来した謎の生命体イマージュと人類の戦いは、既に半世紀に及ぼうとしていた。西暦2054年、ホランド・ノヴァクの指揮下、イマージュと戦う第303独立愚連隊の戦闘母艦・月光号に一人の少年兵がいた。少年の名はレントン。レントンはニルヴァーシュに搭乗し戦場に赴く。レントンの夢は一つ。8年前に連れ去られた幼なじみの少女エウレカをいつの日か助け出し、故郷へと帰ること。だが運命は、レントンとエウレカの小さな恋を試すように試練を与える。使命と感情、真実と嘘、過去と未来、生と死、現実と夢、そしてホランド。二人の前に世界の全てが立ちはだかる。イマージュとの最終決戦が迫る中、二人は神話の扉を開く!
劇場版『交響詩篇エウレカセブン』をK氏がレンタルしてきたので、一緒に観てみました。私がTVシリーズを観たのは、もう結構前のことになりますね。えーと、うーんと、あれ? よく思い出せない……たしかヴォダラ宮が、お姉さんが図書館でどうしたとか、そういう感じでしたよね。ホランドがヘタレのクソ野郎だったことだけはよく覚えている。
以下、劇場版を観た私の意識の流れ まとめ:
****************
開始5分経過……(`・ω・)「お、なんか「モキュ☆」とか叫ぶ変な生き物が出てるぞ。レントンとエウレカは幼なじみ設定かー。ということは、これはTVシリーズとは違う世界を舞台にしているんだな。ふむふむ」
開始20分経過……(´・ω・`)「………?」
開始40分経過……(´・ω・`)「…やっと半分か…」
開始70分くらい経過……エウレカ「レントンのバカ、バカ、バカ!♥」←(´・ω・`)「え……?」
開始90分経過……(´・ω・`)「…ホランド、相変わらずのクソ野郎だな…爆死しやがれ…………ちっ」
終了……(´;ω;`)「ど、どういうこと……!?? あ、「モキュ☆」が! 「モキュ☆」が行っちまった! …それで、つまり…??」
****************
もう、なにがなにやらでした!\(^o^)/
ははははは!
TVシリーズも、思い返せば最終盤ではかなり強引な急展開でぶった切っていたような気がしますが、この劇場版はその要素だけでつくったみたいな雰囲気でした。ツギハギ感がすごい!! うーむ。いやー、分かるんだけど。テーマが面白いだけに残念です。どうせなら、劇場版オリジナル設定じゃなくて、TVシリーズの過去編をやってほしかった、とはK氏の意見。うん、そのほうが良かったかもしれんね。
良かった点をあげると、やっぱり「モキュ☆」ですかね。

←コレ。
「ニルヴァーシュ」と呼ばれる謎の生物の幼生らしい。モニュモニュしていて可愛い。そしてひたすら「モキュ☆モキュ☆」言ってます。成長するととてつもない強さを発揮する。ニルヴァーシュが核となったメカのようなものに、レントン君は搭乗しているのですが、正直レントン君はただ乗っているだけで操作してないし! ニルヴァーシュがひとりでがんばってます! 強い! 強いよ! というか、もう最初から最後までニルヴァーシュだけでよくない??
というわけで、劇場版は、この「ニルヴァーシュ」の独壇場でした。まじでこれが居なかったら、この映画、やばかったな……(ヽ´ω`)オワー
劇場版って、むずかしいですよね……