細かい部分はあらかた忘れてしまいましたが、今朝の夢は怖かったです。
覚えているところだけ、抜き書き。
以下、ややグロ注意ですので、ご注意ください。
*****
予備校のような教室に私は通っている。どうやら大学受験を控えているようだ。教室の座席には私と同じような若者の姿がぱらぱらと見られる。
私は、なぜだったかよく覚えていないけれど、あることで誰かの恨みを買ってしまったらしい。
私の斜め後ろに座る青年は、ほっそりとした体型で大人しそうな人である。ところが、私は友人と街を歩いているときに彼に遭遇し、彼は物も言わず、私の背中を12センチくらいの鋭い刃物でぐすりと突き刺したのだった。刃物はすんなりと私の右の背中に深く刺さり、そしてすばやくそれをまた引き抜いて、彼は足早に去っていった。
私は傷口からどくどくと血を溢れさせ、地面に仰向けになって倒れた。すでに気が遠くなっている。もう長くはないだろうと思う。同時に私は彼に刺されたことを、まあ仕方のないことだと納得している。彼は私を恨んでいるのだ。
痛みはないが、背中が気持ち悪い。私は仰向けになったまま、左手をうしろへまわして、ぱっくりと開いた傷口を押さえる。そしてそばで心配そうに見ている友人に、私の家族や友人、知人たちによろしく言っておいてくれるようにお願いする。彼女はそれを引き受けてくれた。よかった、これで安心だ。
ぬるぬるする背中を押さえる左手がやはり生温い。こんなに血が出たんじゃ、もう駄目だろうと思っていたら、不思議なことに、ただ傷を手で押さえているだけなのに、ちょっと出血がおさまってきた。私は思った。
これは、もしかすると、死なないでも済みそうだな。
なんだかこの傷も、意外とすぐに治るような気がしてきたぞ。
となると、大げさに別れの伝言をしてしまったのが、ちょっと、少し、恥ずかしくなってきたみたいで……。
****
という夢でした。おそろしいですねー(途中までは)。
内容は物騒ですが、妙にのんびりしたところもあって、おかしな夢でした。久しぶりに覚えている夢を見たと思ったら、こんな夢かよ。うーん、なんだろうこの夢は。