今からおよそ17年前にGTR,GBRの情報が日本にも入りだして、騒然と成ってきだした時の興奮は、今でもよく覚えています。
GBR,ガイディド・ボーン・リジェネレーション、骨を誘導して再生させる治療の理論と技術は、全世界に衝撃を伴って迎えられたのです。
本当にそんな事が出来るのか、骨が足りない所に造る事が出来る、なんて凄い夢のような時代が来るんだと、色めき立ったものです。
しかし、いつもの日本の事とて、正確な情報は中々伝わって来ませんでした。
そんな時にアメリカンクラブで開催されたインプラントセミナーで、某有名なインプラントの泰斗が挙手してGBRの事を質問していた事を覚えています。
あれ程の先生ですら知らない事がまだあるんだと,驚きこの分野がこれからなんだなと興奮した覚えがあります。
今から考えると、第2世代の突入期であれ程、業界が騒然として興奮状態であった時は、二度とないと思います。
何しろ、従来は骨がなければインプラントは出来ないとされており、それが根本的に変ろうとしていたからです。
あの時期の興奮は、味わった方なら強烈に覚えている筈です。
インプラントと言うものと出合った時の興奮、それに続くものか、もしくは凌ぐものであったかも知れません。
その時期を潜り抜けて来た方々は、皆一様に今の時代に続く道を自分達が切り開いてきたのだと、自負しているでしょう。
その気持ちは良く分かります。
私は若造ながら、その場に居たからです。
そう言う点では、私は大変に幸運でした。
同級生、年上の方、若い方を見ていてもチャンスに恵まれない方は、時代の動きを知らず、後から勉強して行かねば成らない為に,非常に苦労しているようです。
逆に私から見れば情報が整理されていて、学び易いかと考えていたのですが、適切な指導者に恵まれないと迷ってしまい、混乱して分かり難いようです。
こうして、部分欠損に応用するのと直後に起きたGBRがインプラントの新しい時代を作りました。
これを私は第2世代と考えています。
そうしている内にインプラントでも審美的な治療が要求されるように成って来ました。
これが第3世代です。
と言う事は、従来のインプラントは審美は蚊帳の外だったのです。
これが始まりだしたのが、10年まだ経ったか経ってないか位からです。
当時私も、前歯のインプラントで審美的に治したい為に、工夫をして天然歯に見えるように工夫していましたが、それを出した時に従来のインプラント医の先輩からかなり批判されました。
曰く清掃性が悪い、長期予後が不安である等です。
しかし、同時期に、審美的な治療の報告がすぐに出て、私自身溜飲を下げた事があります。
今では、当たり前所か、審美的にしなといけないとまで変化してしまいました。
この審美的に出来る様になった背景がGBR等です。
骨の形を作れる事が可能に成った為に、補綴主導型と言う概念が生まれて来て、インプラントの適応が更に拡大しました。
これを私は第3世代と呼んでいるのです。
これが現在非常に盛んに行われているインプラント治療です。
長くなりましたので、続きは又明日。
GBR,ガイディド・ボーン・リジェネレーション、骨を誘導して再生させる治療の理論と技術は、全世界に衝撃を伴って迎えられたのです。
本当にそんな事が出来るのか、骨が足りない所に造る事が出来る、なんて凄い夢のような時代が来るんだと、色めき立ったものです。
しかし、いつもの日本の事とて、正確な情報は中々伝わって来ませんでした。
そんな時にアメリカンクラブで開催されたインプラントセミナーで、某有名なインプラントの泰斗が挙手してGBRの事を質問していた事を覚えています。
あれ程の先生ですら知らない事がまだあるんだと,驚きこの分野がこれからなんだなと興奮した覚えがあります。
今から考えると、第2世代の突入期であれ程、業界が騒然として興奮状態であった時は、二度とないと思います。
何しろ、従来は骨がなければインプラントは出来ないとされており、それが根本的に変ろうとしていたからです。
あの時期の興奮は、味わった方なら強烈に覚えている筈です。
インプラントと言うものと出合った時の興奮、それに続くものか、もしくは凌ぐものであったかも知れません。
その時期を潜り抜けて来た方々は、皆一様に今の時代に続く道を自分達が切り開いてきたのだと、自負しているでしょう。
その気持ちは良く分かります。
私は若造ながら、その場に居たからです。
そう言う点では、私は大変に幸運でした。
同級生、年上の方、若い方を見ていてもチャンスに恵まれない方は、時代の動きを知らず、後から勉強して行かねば成らない為に,非常に苦労しているようです。
逆に私から見れば情報が整理されていて、学び易いかと考えていたのですが、適切な指導者に恵まれないと迷ってしまい、混乱して分かり難いようです。
こうして、部分欠損に応用するのと直後に起きたGBRがインプラントの新しい時代を作りました。
これを私は第2世代と考えています。
そうしている内にインプラントでも審美的な治療が要求されるように成って来ました。
これが第3世代です。
と言う事は、従来のインプラントは審美は蚊帳の外だったのです。
これが始まりだしたのが、10年まだ経ったか経ってないか位からです。
当時私も、前歯のインプラントで審美的に治したい為に、工夫をして天然歯に見えるように工夫していましたが、それを出した時に従来のインプラント医の先輩からかなり批判されました。
曰く清掃性が悪い、長期予後が不安である等です。
しかし、同時期に、審美的な治療の報告がすぐに出て、私自身溜飲を下げた事があります。
今では、当たり前所か、審美的にしなといけないとまで変化してしまいました。
この審美的に出来る様になった背景がGBR等です。
骨の形を作れる事が可能に成った為に、補綴主導型と言う概念が生まれて来て、インプラントの適応が更に拡大しました。
これを私は第3世代と呼んでいるのです。
これが現在非常に盛んに行われているインプラント治療です。
長くなりましたので、続きは又明日。