元ベース弾きの田舎暮らしは

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テレビや新聞に「腹をたてる」母親!

2009年01月13日 | ふるさとの母親

母親は朝早く、地元の新聞を外から取り込みます。
そして、いちばん先に読むのが戸籍の動き、「お悔やみ」欄。

地元の新聞とは「備北民報」。
日曜日を除く毎日発行の新聞です。
これを隅から隅まで時間をかけて読むのです。

自分の友人たちの安否が最大の関心事。
「若い」人が亡くなると「ため息」をつきます。

でも母方の家系は長命。
祖父母は両方とも100歳近くまで生きました。
長生きの予感はその食欲にもあります。

いまだに「どんぶり飯」。
ダイエット中の私のご飯の、およそ倍近く食べます。
野菜大好き人間で、自分で作った野菜をおいしそうに食べます。
そして必ず、次の食事は何時にする?と聞きます。
(コレステロールと血圧の高い私に若干遠慮がありそうです。)

     

テレビのニュースや報道番組が大好き。
最近の政治・経済・雇用情勢に怒っています。
定額給付金も「くれるなら、早くくれ。年寄りは死んでしまう。」

テレビの画面や、新聞に大きな「独り言」で苦言を。
聞いていて、おかしいやら、うるさいやら。
ただ 痴ほうのドキュメンタリーなどは嫌がります。
そんな自分の姿を想像したくないのでしょう。

母親をいたわる弟と妹がほとんど、毎週訪ねてきます。
弟妹との時間が幸せの極致なのでしょう。嬉しそうです。
母親を、必ず近くの千屋温泉に連れていく弟。
炊事や洗濯の負担を軽くしてくれる妹。

あと何年、この生活が続けられるのでしょうか?

画像  備北民報
     母親(初公開、86歳、正月の家族写真から)
コメント (3)
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