待ちに待った先週末の演奏会でした。岡山大学交響楽団定期演奏会。
母校の演奏会をフルに聴くのは卒業以来。およそ40年ぶり。
忙しい土曜日のスケジュール。
岡山→広島(OB会出席)→岡山(演奏会)。
でも、この忙しさは「心がリズムを伴う」時間です。
開場前に岡山シンフォニーホールに着くことができました。
かみさんと四女と待ち合わせ。「もうすぐ着く」とメールあり。
母校の演奏をどうしても娘に聴いて欲しかった親父です。それも一緒に。
「風が吹けば桶屋が・・」風に言えば
「岡大オケが在って、四人娘が生まれた。」
「心」は、岡大オケと保科洋先生によって音楽に目覚め、音楽の総合企業に入り、
かみさんと社内結婚し、四人の娘を授かったのです。
仕事は、最後まで音楽と関係なかったのですが。
「はだしのゲン」のセレクションに感動し、「悲愴」に若い日々が思い出されました。
昔と比べ、格段高い演奏技術もさることながら、指揮に導かれる表現力は抜群。
出だしの「硬さ」を割り引いても、構成力としなやかさに驚きました。
「保科節」よりも「端正さ」を感じます。大きく成長したオケです。
弦が切れたヴァイオリンを、次々後ろに回す珍しい場面も初めて見ました。
演奏会終了後、かみさんと四女を連れて保科先生にごあいさつ。
歴代の学生指揮者やコンマスなどOBが、次々に控え室に現れます。
40年も同じ大学の指揮はギネスものです。先生の心意気。
それに応える多くの教え子たち。
こんな場面が私の望んでいる音楽のシーン。
演奏だけでなく、ヒューマンスキルも磨かれます。
幸せな冬の夜です。
画像 開演前の岡山シンフォニーホール(岡大でなく、別の演奏会の日のホール)
音楽喫茶「東京」(岡山市田町、学生時代よく通いました)
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