信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

もうそれは風なのです

2011年01月17日 | 日記
「宮沢賢治-未来圏の旅人」(NHKテキスト)を読みました。
「風の又三郎」は『どっどど どどうど どどうど どどう』という風の音から始まっていまっています。山折哲雄さんは「宮沢賢治の作品には風のイメージがいたるところに登場します」と述べています。
そういえば・・・、なるほどと思い当たることが・・・。
また、ロジャー・パルバースさんは「自然を大事にしないと、滅びるのはぼくら人間なのだということを、美しく、深く教えてくれるのが賢治の作品です。」 「宮沢賢治は1933年に新しい星となり、今ようやく彼の思想を理解しつつある。77光年の距離にある賢治という星の光が、いまやっとぼくらに届いた。」と考えているそうです。
19日には、チェリストの藤原真理さんの話が聞けるので楽しみです。

さわやかな風、一陣の風、摩訶不思議な風、    
そして今日は冷たい北風が頬をなでていきます。
宮沢賢治のふくろうの絵を、千の風になってしまったDさんが版画に彫りました。
ヒュー ヒュー ヒユウ                風信子(ヒヤシンス)

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