信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

かぶら

2011年01月10日 | 日記
アブラナ科:Brassicaceae アブラナ属:Brassica 学名:Brassica rapa 和名:蕪(かぶ、かぶら) 英名:Turnip

春の七草のなかで、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)だけが古くから栽培され、あとの五種類は野生の草。 日の菜、野沢菜も蕪の一種だそうです。
蕪はアフガニスタンあたりか、これに地中海沿岸の南ヨーロッパを加えた地域が原産地、日本には弥生時代に大陸から伝わったといわれ、最も古くから愛用されている野菜になっています。

一昨年はたくさんの蕪を栽培しました。    
白い蕪のはずが、陽の当たるところだけが紫色になり、きれいだったのでスケッチしました。
写真の方は、絵画教室の先生が教材にもってこられた物、絵にしないで千枚漬風にして頂いてしまいました。「ごちそうさま!」

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春の七草

2011年01月09日 | 日記
せり なずな(ペンペングサ) ごぎょう(ハハコグサ) はこべら(ハコベ) ほとけのざ(コオニタビラコ) すずな(蕪) すずしろ(大根) これぞ七草

スーパーに並んでいる「春の七草セット」を買い、一日遅れの七草粥を作って食べました。ハコベは少し傷んでいたので、庭に生えているのを使いました。昔の人は野にある草を摘んでは食べられるかどうか試していたのでしょうか。

     君がため 春の野に出でて 若菜摘む
          我が衣手に 雪は降りつつ (古今和歌集・百人一首)

「春の野」なのに「雪は降りつつ」、今頃の季節を「春」と詠むのかな? 
確かに草木は春を迎える準備を着々と営んでいます。
ハコベ、ハハコグサ、ホトケノザ(春の七草とは異なるキク科の植物)    
などの『雑草』が、花のない庭を緑で覆っています。

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蝋梅

2011年01月01日 | 日記
ロウバイ科:Calycanthaceae ロウバイ属:Chimonanthus 学名:C.paraecox
和名:ロウバイ(蝋梅) 原産地:中国    
お正月に欠かせない花の一つ。種から育てて20年、背丈ほどに大きくなった。(2009.12.26ブログ)
例年、開花を待たずヒヨドリのご馳走になってしまうことが多かったけれど、
今年は黄色く色づいた葉が残っていたため、葉の陰に守られてたくさんの花が咲いてくれた。
  蝋細工のように透明な花びら
            中心部が暗紫色になっている。芳香が漂う。

花全体が黄色の素心蝋梅(ソシンロウバイ)が庭木として植えられるのがほとんど。
お隣の庭にも、お向いの庭にも素心蝋梅が咲いている。

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