信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

千両

2009年12月11日 | 日記
否が応でも年の瀬が押しよせてきます。
生け花教室でも「お正月のお花は何にしますか」ときかれました。松、梅、おもと、千両といったところが定番ですが、私は水仙を希望しました。
種を撒いて育てた千両が、今年やっと少しだけ実をつけました。千両はかなり原始的な植物とされていて、裸子植物の性質を残しているそうです。果実の頂上の点は雌しべの柱頭(花粉をうける場所)のなごり、もう一つの点は雄しべがくっついていたなごりというからおもしろい! やっぱり千両役者やなあ!

         千両:千両(せんりょう)科
         万両、百両、十両:薮柑子(やぶこうじ)科
         一両 :蝦夷(うこぎ)科


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚子

2009年12月09日 | 日記
                 桃 栗 3年、柿8年、柚子のおおばか13年
まだ私の背丈程にもならない柚子の木、今年は当たり年ということで、黄色に色づいた小ぶりの実がたわわに実りました。「あんまりたくさん実を付けたらあかんで」といわれましたが、今更もったいないとそのままにしています。
「樫の木なんか切って実のなる木を植えましょう」という大師匠の教えに従って、最初に植えたのが金柑と柚子。その後ゆすら梅、葡萄、プラムを植えました。金柑もたくさんなっています。
さて、この柚子をどう利用するか思案中です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えりか

2009年12月08日 | 日記
    ツツジ科 Ericaceae  エリカ属 Erica  学名 Erica vulgaris  英名 Heath (ヒース)
小説「嵐が丘」、主人公の名前はヒースクリフ Heathcliff(崖に生えたヒースの木 と言う意味)、イギリスの荒涼とした土地が舞台、館の周囲に生えているエリカ「ヒース」。初めて「嵐が丘」を読んだときから、嵐が丘の風景を色々と想像してきました。どんな植物が生えているのか、ひょっとしてピートモースの土地が広がっていたり??など。「ヒース」には荒地、異教徒という意味もあるそうで、ヒースクリフのイメージにふさわしいと思いますが、花は可愛らしく『キャサリン』かもしれません。 ローレンス・オリヴィエ主演の映画も観ました。

数年前 庭でバーベキューパーティをしたとき、誰かがエリカの木の上に尻餅をつき、枝が裂けて折れてしまいました。裂けたところは今も紐でくくっています。それでも粗末な枝に、ちらほら5mmぐらいの小さい花を付け始めました。おかげで長年の疑問がやっと解けました。  
          花言葉は「孤独」「謙虚」 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一房の葡萄

2009年12月05日 | 日記
先週、伸び放題になっていた葡萄の蔓を剪定しました。今年初めて幾つか房が生りましたが、放ったらかしにしていたので食すに耐えないものばかりでした。ところが2階のベランダまで伸びていた蔓の先に一房、葉の間に隠れてぶらさがっていました。アイスワインの収穫を真似てもうしばらく置いておこう、とアホなことを考えています。

有島武郎の童話「一房の葡萄」、人間なら誰しもが持つ自分の中の"悪"をしっかりと捕らえる物語ということですが、母は『きれいなお話』といっていました。
「二階の窓まで高く這い上った葡萄蔓から、一房の西洋葡萄をもぎとって」、「葡萄の房は紫色に色づいて」、先生の「大理石のような白い美しい手はどこにも見つかりません」、などその場の映像が脳裏に浮かんでくる描写。珠玉の一編という感じがします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休憩

2009年12月04日 | 日記
              遊んできたつけがまわってきて大変な状態
              やらなければならない事がイッパイ、どうしましょう
              ブログは休憩です
                                  写真:果無峠遠景

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする