信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

桜草

2009年12月20日 | 日記
サクラソウ科Primulaceae サクラソウ属Primula 学名:Primula sieboldii(「シーボルト」さんの)      和名:サクラソウ 英名:Primrose 原産国:日本

桜草の花が一輪だけ咲いてしまいました。これも温暖化のせいでしょうか。
桜草の面白いところは、花が終わった茎の頭頂部から放射状に小さい苗が出てくることです。初めて見たときは「何だこれは!」と驚かされました。その苗を翌年のためにと地植えしておいても、夏の間にダンゴムシにほとんど食べられてしまいます。鉢植えにすると大丈夫でした。
園芸店で「プリムラ(西洋サクラソウ)」は売っていても、日本桜草を見つけるのはとても難しいです。

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おん祭り

2009年12月18日 | 日記
17日午前0時、Dさん一家と奈良春日大社おん祭りの行事の一つ「遷幸の儀」という「若宮さま(神さま)」を「お旅所」へとお遷しする不思議な神事を見に行きました。残念ながら「遷幸の儀」の初め、若宮さまが山から降りてくるというとても神秘な儀式は見ることができませんでした。暗闇のなか、まず「たいまつ」や「お香」をもった人たちが道を清め、そのあとを榊の枝で「若宮さま」を幾重にも囲んだ行列は口々に「ヲー、ヲー」という声を発し、お供の楽人たちが笛や太鼓を奏で、参道を通りすぎて行きました。今年で874回目だそうです。
深夜明かりは何も無く、行列が来るのを待っている間、星があまりきれいに輝いているのに見とれていて溝に落ち、石組みで向こうずねを思いきり打ち付けてしまいました。
ずっと奈良に居るのに「なんでこんな寒い時に」といつも時代行列をちらっと眺めるぐらいでしたが、やっと「おん祭りとはなんぞや」を少しかじった気分です。                    (写真:Dさん宅で)
                           

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人はなぜ花をきれいだと思うのでしょう

2009年12月15日 | 日記
私たちはどうして花を美しいと思うのでしょうか。鳥や昆虫などは花粉を運び、その報酬として蜜や花粉などの餌をもらう、そのため花は目立たなければなりません。花びらを大きくし様々な色で着飾り、良い香りを放って誘惑しているのだと思います。では人間にとって花が魅力的であるのはどうしてでしょうか。ヒトが生物として進化してきた過程で、昆虫や鳥と同じ感覚をいだくDNAが組み込まれていたのでしょうか。
一方秋を美しい景色に変えるモミジ、イチョウ、ナンキンハゼ等は、花の存在すら意識されないほど目立ちません。イチョウの花は一度見ただけです。花粉媒介の方法が違う、または繁殖方法が別ルートで行われる仕組みになっているのでしょう。
小さい子どもを見ると「かわいい!」と思うように、創造主は様々な仕掛けをしているのだと感心します。

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日本水仙

2009年12月14日 | 日記
       ヒガンバナ科  スイセン属(narsissus) 英名narsissusナルシサス
         日本水仙 Narcissus tazetta var. chinensis 原産地:地中海沿岸
          ラッパ水仙 Narcissus pseudo-narcissus (Daffodil)

12月に入って水仙が咲き始めました。昨日、蝋梅も一つだけ開花しているのを見つけました。昼休みに「もう水仙が咲き始めた。温暖化の影響かな?いややなあ!」と言いながらやってきた人がいます。そういえば例年お正月用の花として、庭の水仙はつぼみが堅かったように思います。一度植えた球根はそのまま放置しておく主義(ズボラ)なので、水仙の集落があちこちにできています。色んな種類のある水仙のなかで、日本水仙が一番好きです。

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千両の痕跡

2009年12月12日 | 日記
【追跡】 千両の原始的な性質の痕跡を確認したい!
      おへそのようなへこみがありました。

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