信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ホトトギス(杜鵑草)

2009年10月09日 | 日記
 ユリ科Liliaceae ホトトギス属Tricyrtis 学名Tricyrtis hirta 
花びらの斑点模様がホトトギス(鳥)のお腹の模様に似ているので、「ホトトギス」という名前をもらったそうです。ある人に、ホトトギスの花の説明をしたら「あばたのある花か、悪いけどあばたは嫌いやねん」といわれ「シュン!」。”あばたもえくぼ”なんていうこともあるけど、嫌いなものは仕方がありません。
 黄色の花をつける「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)」は、上臈つまり貴婦人にたとえられる上品な花として、昔から茶花として珍重され、山荘にいっぱい植えている女将さんを知っています。
 ホトトギスの葉を大好物にしている毛虫がいて、うっかり葉の裏にいるのに触れると、しばらく大変です。鳥の名前をそのままもらった「ホトトギス」、変な姿をしているけれど私は好きです。
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