信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

八重のドクダミ

2023年06月04日 | 日記
ドクダミ科:Saururaceae ドクダミ属:Houttuynia 学名:Houttuynia cordata
和名:ドクダミ 英名: Chinese lizard tail, fish mint 原産地:東アジア、東南アジア

ドクダミはやや湿った半日陰の空き地や道端のあちこちに自生し、白い清楚な花を咲かせています。
花弁に見える部分は総苞片(そうほうへん)と呼ばれる葉の一種で、本来の花は中心の黄色い部分。花に花弁も萼も無く、多数の雄蕊と雌蕊が密生しています。
 八重咲きドクダミは、この花びらのように見える白い小苞片が密に重なり合い、ピラミッドのような形になっている品種。
                   普通のドクダミ 
 八重のドクダミ  
ドクダミの魅力は、あのスペード形の葉と白い花。ちょっと摘んで一輪挿しに生けるだけで絵になります。
初めて八重のドクダミを見たのは3年前、信州で泊まったペンションの庭。
先日、犬の散歩をしていて、公園の一角で咲いているのを見つけました。
ドクダミは地下茎を縦横無尽に張り巡らせ、辺り一面に繁茂するので植えていませんでした。今回は、ちょっとだけもらって帰り、鉢に植えました。
ドクダミをグランドカバーにすると他の雑草が繁茂しにくくなり、雑草対策にもなるようです。
十種類の効能があることから「十薬」と呼ばれ、薬草として重宝されてきました。名前も「毒矯み」「毒痛み」に由来するといわれています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブラックベリー | トップ | トロリウス・リラキヌス »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事