信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

カタクリ

2017年04月09日 | 日記
ユリ科:Liliaceae カタクリ属:Erythronium 学名:Erythronium japonicum
和名:カタクリ 片栗 英名:Katakuri (Dogtooth violet) 原産地:日本、朝鮮半島、サハリン

カタクリは草春に花を咲かせ、他の植物が活動を始める頃に姿を消す「スプリング・エフェメラル(春の妖精))」と呼ばれています。種子が地中に入ってから8年ほどの間は花をつけない片葉の状態が続き、それからやっと2枚の葉を出して開花。地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、開花期間は2週間程の繊細な植物です。
今年初めて花が咲きました。  2枚葉と蕾     
日差しがない日、終日花は閉じたままで可憐な姿を見ることができません。日が当たると淡紫紅の花弁は反りかえり、花びらの中心近くには暗紫色をしたM字形の模様が見えます。

地下の鱗茎にはデンプン質が多く、かつて片栗粉の原料とされていましたが、今ではほとんどがジャガイモやトウモロコシのデンプンから作られています。
すぐそばで黄花の洋種カタクリが蕾をつけて開花を待っています。
     4月13日咲きました      
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