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自然の音

2022年10月04日 12時39分08秒 | 地域
  鳥のさえずり、小川のせせらぎ、虫の鳴き声‥‥。古くから日本人を癒やしてきた自然の音。
  実は、科学的にもリラックス効果が確かめられているという。
  自然の音が人間にもたらす効果については、世界でさまざまな報告だあるそうだ。

  米国国立公園局などの研究チームは、自然の音にまつわる世界中の研究を解析し、昨年に
   論文を発表した。 それによると、自然がもたらす音には気分や認知能力を改善したり
   痛みや心拍数、血圧を下げたりする効果が確認されたそうです。 さらに音の種類に着
   目すると、水の音は気分を良くする効果が大きく、鳥のさえずりはストレスや不快感を
   抑制する効果が大きかったそうだ。
 では虫の鳴き声はどう
 だろう。そんな疑問に
 答えるユニークな研究
 成果を、千葉工業大学
 や日本工営中央研究所
 などのチームが今年発
 表した。
 研究チームは千葉県内
 の草原など22カ所で
 虫の鳴き声を採取し、
 身近に聞くことができ
   るエンマコオロギ、スズムシなどバッタの仲間4種の鳴き声を選定。これらを混ぜるな
   どしてつくったサンプル音を65人の学生に聞いてもらい、心理効果を調べた。 その
   結果、一種だけだと寂しげな印象の音もあったが、二種、三種と鳴き声を混ぜることで
   穏やかな印象が高まることが分かった。音楽性も高くなり、リラックス効果が増すこと
   が分かったという。
  千葉工業大学の“関教授”は「多様性がある音の方が、人はホッとするということが心理的
   に確かめられた」と話す。 「人は、何万年も昔から自然の中で育まれてきた感性がベ
   ースにあって、リラックスしたり、感動したりしているのかもしれません」。
   とはいえ、真夏に耳にするセミの鳴き声は暑苦しい。 心地よい音の要件には高さや強
   さなども関係するという。

  スズムシなど実験で用いた虫の鳴き声は、高い周波数の音が主体だった。 一方で、セミ
   の声は野太く大きいことも。 「もともと大きすぎる音は、人間、あまり好きでないで
   すよね」と関教授。 虫の音の心地よさは、音の高さや大きさと、ハーモニーからうま
   れていると言えそうです‥‥。
  虫の音というと秋をイメージしがちだが、「実は5月ごろからもう、虫たちは鳴いている
   んですよ」と日本工営の"徳江さん"。 「遠くの自然まで行かなくても大丈夫。 足元
   の緑にちょっと耳を傾けてみてください」‥鳴いていますよ。
  我が家の周りでは涼しくなってきたこともあって早朝や夜になるとまだコオロギが中心で
   すがあちこちから別の虫の声も聞こえるようになってきています。

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