農業じゆう人

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山で料理

2021年08月11日 12時41分41秒 | 趣味
  只今、夏山登山シーズンだ。 また本来ならきょうは「山の日」です。(今年は東京五輪のため8日に移動)
  登山では山頂とかでの楽しみの一つに「山ごはん」がある。 ガスでお湯を沸かせば、コーヒーや
   ラーメンもお手軽に。 道具をそろえて、食事を少し豪華にしてみませんか・・。

  以前よく足慣らしに出かけた、埼玉県飯能市の「蕨山」。 山頂に着くと、いくつかのグループが
   カレーとかラーメンを作り食べているのをよく見かけた。 皆さん「疲れた中、絶景を見ながら
   の温かい食事は家で食べるより2,3倍おいしい」といっている。 最近はまっているのは、日
   帰りで気軽に行けると人気の低山登山だという。 「しんどいこともあるけれど、ごはんが楽し
   みで頑張れる」。 次はパスタに挑戦しようなどと言っていました。
   私共は、日帰り低山では行動食のみでこういった調理するようなことはまずありませんでした。
   本格的な山で長時間を歩行を要する場合などは一式を持っていき途中で補充していました。

 山での料理に必要な道具は? アウトドア用品大手「モ
 ンベル」の広報、“金森さん”によると、バーナーと鍋
  クッカー)
、ガス缶と水。「これだけでお湯がわき、料理
 の幅がぐっと広がります」。 火をおこすバーナーはガ
 ス管に直接着けるのが一般的で、ガスを出して点火装置
 を押せば着火できる。「スイッチが故障することもある
 ので、ライターは必ず持参を」と金森さん。 パートナ
 ーとガス缶を管でつなぐ分離タイプもあり、バーナーの
 位置が低いため安定感が増す。鍋とバーナーが一体化し
 た「ジェットボイル」は、燃費が抜群でエコにつながる
 と人気だという。バーナーとガス缶は同じメーカーのも
 のがいい。違うとガス漏れなどの恐れもある。
 鍋は軽量のチタン製か熱伝導率が高いアルミ製が主流。
 細長い円筒型もあるがしっかり料理するには底の浅いタ
 イプがお勧めです。「最近は軽量化が進み、コンパクト
    に収納できるものも多い。 作りたい料理に合わせて選んでほしい」と金森さんは話している。

  では、どんな料理が楽だろう。 登山ガイドで山岳ライターの“柏さん”のおススメはラーメン。
   キャベツやモヤシ、煮卵などを入れれば腹持ちもいい。(私の経験からも確かにそうです) ポイント
   は野菜を切る時は、薄く小さく。 「風で火が揺れるため、火の通りは意外と時間がかかる」と
   柏さん。 家で切ってパックに入れていけばゴミも減らせる。(これ大事なこと)
  背負う荷物を増やさないためには「必要な量をコンパクトに」。 例えばエノキやマイタケなどの
   乾燥野菜はカサが減って軽く済む。 自宅で天日干しするという柏さんは「ラーメンやスープに
   入れれば、ちょっぴり豊かになります」。 スパイスや調味料も小分け袋へ。 食中毒対策のた
   め、肉は少し凍らせて保冷バックで持っていこう。

  山の食事道具は地震など万が一の備えにもなります。 非常食のアルファ米などの備蓄食品と一緒
   にバッグに保管することを金森さんは勧める。 備蓄食品を日常的に食べて買い足していく「ロ
   ーリングストック」が注目されるが、期限切れの近づくものから山で食べれば無駄にもならない。

  開放感からか、山ではつい気が緩みがちだが、新型コロナの感染対策も必要だ。 柏さんら山岳ガ
   イドや医師らでつくる「team KOI(チーム コイ)」は山で気をつける項目をポスターにま
   とめた。 こまめなアルコール消毒をし、飲み回しは避けること、食事の時はグループ同士は距
   離をとり、家族などいつも行動を共にしている人以外とはテント泊を1人用に分けることを勧め
   ている。

  オール電化が進み、火に触れない機会も多くなった昨今。 慣れないガスバーナーの扱いでは、噴
   きこぼれによるやけどや、強風による衣服への着火には注意をしよう。 火気禁止のエリアもあ
   るので事前の確認も必要です。 山が汚れるので汚れた食器の水洗いもせず、ティッシュで拭っ
   て自宅で洗う。 料理の残り汁を捨てるのもダメです。 当たり前だが、ゴミも持ち帰ろう。
   こういったことができないのなら「山で料理」をやる資格はありません。 やめてください。

  トピックス:真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が、今夜から見ごろを迎えるそうです。
   国立天文台によるとピークは13日未明で、今年は月明かりがないなど8年ぶりに好条件が重な
   り、観測には絶好の機会。 1時間に50個ほどの流れ星を見られる可能性があるそうです。
   流星群は午後9時頃から見え始め、明け方にかけて数が増える。
   ただピークを迎える13日ころは天気が悪いのでそこがちょっと心配です。 早めにどうぞ!
   これ、冬の「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」と並び、三大流星群と呼ばれています。