農業じゆう人

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コロナワクチン接種

2021年08月03日 12時39分12秒 | 健康
  幕末が舞台の“手塚治虫先生”原作のマンガ「陽だまりの樹」には、上方の医師、
   “緒方洪庵”が天然痘を予防する「種痘」へ傾ける情熱が描かれている。
  当時はウシがかかる病気、牛痘のウイルスを人に接種したため、庶民の間では
   「打つとウシになる」との根強い迷信があったという。
  洪庵はウシに乗った神様が病魔を退治する絵を手に、人々を説得したようだ。
   パトロンの援助で接種した報酬に菓子やコメを配り、クラスターの発生を
   防いだとも伝わっている。
 
  さてさて、それから百数十年を経た現代は、新型コロナウイルスとの闘いは
   感染力に格段に強いインド型(デルタ型)の流行で、新たな局面に入ったとの
   声が専門家や現場医師等からあがっている。
  しかし、国が切れ札とたのむワクチンへの心理的な距離が一部で縮まらない。
   先月に実施した首都圏の20代から60代の3129人への調査では、接
   種に否定的、消極的な人は4割にのぼったという。 特に20代と30代の
   女性は6割弱という。 副作用や効果への懸念が背景らしい。 洪庵先生
   ばりに、理解者を広げるには、どんな手が有効だろうか。

  作中の洪庵は江戸から来た弟子に自らの長い苦労を語り、こう説いた。
   「君には種痘の技術より、いかに種痘を人々に理解させるかを学んでもら
   わねばならん」。 往時も今も、最先端の成果を前に様子見したり、とま
   どったりする人間の心のあやは変わらないにかもしれない。
   「長期戦になる」と識者が語るゆえんだろうか・?

  何よりも今の現状をきめ細かに分析し、今後どうすべきかなどを十分に検討
   して分かりやすく国民に説明するのが一番ではないだろうか。
   どうなっているかも国民に説明せず、ホントたまにしか開かない会見でも
   記者(ある意味国民の代弁者)が聞いてもまともに答えない。 そんな状態だから
   こそ真の状況が伝わらず、それによって理解もされないという悪循環では
   ないだろうか。 先を見越した政策を徹底的に調査・研究しそれを国民に
   提示し理解を得ることに即心がけるべきだと思います。
  今、閉会中の国会を即開き、首相を中心に官邸・官僚・与野党の議員全員が
   今後どうすべきかの方針を徹底議論し、良い対応策を作り国民に示してほ
   しいものです。 高給取りが休んでばかりいないで働いてください!