農業じゆう人

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クリスマスはイエスの誕生日?

2017年12月22日 12時25分15秒 | 雑学
   きょうは、二十四節気の【冬至】です。冬至とは北半球において太陽の位置が1年で
   最も低くなる日で、日照時間が最も短く(日の出から日没まで)なります。
   暦便覧でも『日南の限りを行いて、日の短きの至りなれば也』と説明されています。
   きょうの東京の昼間の時間は9時間45分です。 [夏至と比べると約4時間40分くらい差があります] 
    冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、
    陰が極まり再び陽にかえる日という意の 『一陽来復 (いちようらいふく)といって、
    冬至を境に運が向いてくるとしています。 つまり、みなが上昇運に転じる日です!
    我が家では菜園で採れたカボチャを食べ、いただいた柚子でゆず湯に浸かるだけです。
          
                                  これは柚子の入った菓子です
    我が家のような貧乏一家では、連日の寒さをしのぐのはこのようなことだけです。
 
   そういえば~・・・・・
   明後日24日は若人やお子さんらにとってはお楽しみの「イヴ」で、25日はクリスマス。
   深くは思っていませんでしたが、この関係、子ども心に意味不明だったような気がしていた。
   そして思ったのは「イエス」いったいつ生まれたのだろうか・・? なぁ~んて    
    (その昔は、クリスマスといえば、お父さん連がトンガリ帽子を被ってお土産を片手に持って
      街中を歩く姿をよく見かけたものだが、今はほとんど見ることはなくなった。

     今は本来の姿に戻って、家庭で家族と共に過ごすのが一般的になった)

   さて、子どものころからアホで勉強不足だった私の疑問・・?
    聖書してみると・・ユダヤ暦では日没を境に翌日です。
    それを午前0時で区切ったから、イヴと25日に分かれたのでは・・・。
   あとでわかったこと。 福音書に、12月25日に生まれたとは書いていない。
   クリスマスがイエスの誕生日だとは、どこにも書いていないという・・。
   それでは、じゃあクリスマスは何なのか?
   詳しい本によると、クリスマスはもともと冬至だったらしい?? 
    ミトラ教という宗教の、冬至に死んでまた生まれる神のお祭りが人気だった。  
    新興のキリスト教はそれにぶつけて、12月25日を「イエスの誕生日」にして
     祝うようになったのだ・・と。

   ともかくクリスマスは、キリスト教の祝日に定着した。
   ギリシャ正教では1月7日に祝う。 ユリウス暦12月25日にあたる日だという。

   教会暦の最初は待降節(アドベント)、クリスマスまでの四週間。
   アメリカでは、ハロウィーン(10月31日)→感謝祭(11月第四木曜)→クリスマスの順に寒くなる。
   日本では、ハロウィーンが終わるとすぐクリスマス商戦に突入。 奇妙な感じだ。

   クリスマスは「キリスト教的」でないから、祝わないプロテスタント教会も多いという?
   クリスマスツリーは古いヨーロッパの俗信で、異驚的。    日本人のイメージする
    クリスマスのスタイルは、ニューヨークのデパートが広めたとも言う。
   クリスマスもバレンタインデーのように、商業主義が広まっただけのものなら、
    イエス・キリストと無関係に、デースポットでディナーを予約する若いカップルが
    クリスマスをいちばん正しく理解そているのかもしれませんネ・・。

   いろいろと勉強になりましたが、私共には今年もまた一切関係ない日のようです。