農業じゆう人

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手洗い

2017年12月29日 12時25分15秒 | 世間
  12月に入ってからは東京近郊では‘寒く・雨が降らずでカラカラの天気’が続いています。
  それに伴ってインフルエンザや風邪が流行中です・・忙しい年末だというのに・・です。
  風邪引かないようにと様々な予防法がありますが、中でも子どもから高齢者まで簡単に
   実践できるものといったら《手洗い》ではないでしょうか・・!
  風邪のみならず、感染症予防に効果的な正しい手指の洗浄・消毒法を知っておきましょう。

  インフルエンザは国内で年間1千万人以上が感染するといわれており、12月から2月に
   かけて患者数がグッと増える。  この時期は風邪やノロウイルスによる感染性胃腸炎
   などに最大の注意が必要となります。
  インフルエンザや風邪の主な感染経路は、クシャミや咳による飛沫感染といわれている。
  一方で、ウイルスが付着した物に触れた手で目や鼻・口に触れることで間接的に感染する
  接触感染も、見逃せない経路だという。 ノロウイルスも飛沫や接触で二次感染を起こす。

  接触感染の予防で欠かせないのが手洗いです。
   聖マリアンナ医科大学感染症学講座の“国島教授”は「インフルエンザの感染リスクは、
    石けんを使った手洗いを1日5回以上すると3割ほど減り、10回以上だと5割程度
    減るという報告もある」と話しているそうです。
   インフルエンザワクチンによる発症防止効果が4割前後といわれていることを鑑みると、
    日常生活で簡単に実践できる手洗いの予防効果は侮れない・・。
    特に「外出の後や調理の前後・食事の前・トイレの使用後には手を洗う習慣をつける
     ことが大切」(国島教授)  ワクチン接種と併せて、積極的な手洗いを心掛けたいもの。
 加えて正しい洗い方をする
 ことも肝心です。国島教授
 が手洗いの心得のある医療 
 従事者を対象に行った調査
 でも「親指や指先、小指側
 の側面などに洗い残しが多
 く見られた」という。

 こうした部位でもきちんと洗
 えるよう、洗い方の手順を覚
 えておきましょう。
 手を水で濡らしたあと、手の
 ひらで石けんをよく泡立てて
 全体をこする。  続いて手の
 甲や指先・爪や指の間・親指
                              手首と小指側の側面の順に
                              20~30秒かけて洗う。


  順天堂大学大学院感染制御科学の“掘教授”は「誕生日の歌『ハッピーバースデートゥユー』を
   1回歌うと約10秒。これを2~3回歌うのを目安にするといい」と助言している。
   終ったあとは流水でせっけんをよく洗い流し、手を拭く。
  「タオルはできれば各自用意し、共有は避けたい。ペーパータオルを使いうが理想的」(堀教授)

   くしゃみや咳をするときに手で鼻や口を覆ったあとや、手に汚れが付着しているのが見える
    ときは、せっけんを使う手洗いが基本です。   堀教授は「目に見える汚れがなければ、
    手や指の消毒用のアルコール液やジェル剤での消毒でも同等の効果がある」と話す。
   アルコール消毒液やジェル剤を使うときは、くぼませた手のひらに500円玉大の量を取り、
    指先をつけてよくなじませる。  その後、手のひら側と手の甲側の全体、指の間、親指、
    手首と小指側の側面に広げて、すり込んでいく。
    アルコール消毒液は、頻繁に使うと皮脂が奪われて、皮膚がガサガサになりやすい。
    手荒れが気になる人は保護剤や軟化剤の入ったジェル剤がおすすめ・・。

   せっけんで手を洗うときも、直接手に取ると手荒れの原因になる。 手を水でぬらしてから
    洗うのは、せっけんをよく泡立てるためでもあるが、「手荒れの予防が一番の目的」。

   最近は携帯サイズのアルコール液やジェル剤も多く市販されています。 
    堀教授はそれらを持ち歩き、電車のつり革につかまったあとなどに使っているという。
    通勤時や外出時には、バックやポケットに用意しておくのも一つと提案しています。

   また、ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくい。 もし身近に感染者がいるときは、
     手洗いの回数を増やすなど工夫していくように努めることが大事だ指摘しています。

  今年も残り2日 インフルエンザ・風邪などで体調を崩さないようにし、新年を迎えましょう