農業じゆう人

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シワ・たるみ「糖化」が一因?

2017年12月12日 13時15分45秒 | 健康
  老化や病気を引き起こす一因といわれる「糖化」が、いま注目を集めています。 
  食事の作り方や取り方で予防ができるといわれていますが・・ハテ・サテどんなことやら?
  糖化のしくみと、老化のスピードを遅らせるコツをチョとだけ探ってみました・・?

  世の中には、実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいらっしゃいます。
  老化の原因の一つに糖化という生体反応があって、その進行度合いが“見た目年齢”
   左右する可能性があると最近の研究で分かってきたんだそうです・・。
  糖化とは、糖とたんぱく質が結びついて熱が加わったときに起きる現象だそうです?
  人間の体内に限らず、食品の調理でも起きるそうです。
   例えば「パンケーキ」。  小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで
   焼くと、表面がこんがりキツネ色になる ・・ これが糖化の一例だそうです。
 人の体内では食事で過剰摂取した糖質が
 血中で余り、体の組織や細胞を構成する
 たんぱく質にベタベタとくっつく。
 これが体温で温められ、糖化が起こる。
 高血糖状態が長く続くほど糖化は進む!
 やがて体内のたんぱく質は「糖まみれに
 なって劣化し、AGE(終末糖化産物)という
 悪玉物質に変わってしまうんです」という
 のは久留米大学医学部の“山岸教授”。
 AGEは茶褐色の物質だそうで、体内の
 様々な組織にAGEが長い時間蓄積すると
 「老化を早め、体内機能を低下させること
 で、さまざまな病気の引き金になる」
     例えば肌のコラーゲンが糖化しAGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因に
      なるという?  血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化
      すると骨粗しょう症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると白内障になる
      リスクが高まるそうです・・?
     AGEは体内で作られるだけではないそうです。
      AGEをたくさん含む食べ物を取ると、一部が体内に蓄積されるという!
      代表例は、パンケーキのような焼き菓子や肉の加工品など、糖分とたんぱく質を
           高温加熱した食品だという。

     どうすれば糖化とAGEの蓄積を抑えられるのか?
      銀座医院(東京・中央区)の“久保院長補佐”は「食後血糖値の上昇をゆるやかにする
      ことが大切」と話しています。 糖化は食後に高血糖状態が続くと起きるためだから
      炭水化物や菓子類・甘い清涼飲料水など糖質の取りすぎは血糖値の急上昇を招く。

      食べる順番に気を配るのも有効とされている。
      「サラダや野菜料理を食事の最初に取るのを習慣にする」 (久保院長補佐)
      野菜や海藻・キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする
       働きがあります。 よく噛んで食べることを心がけましょう。
       (この項目はまさしくその通りです。私共では昔らこの方法を取り入れています)

     AGEは生野菜や刺し身など生ものに少なく、とんかつや唐揚げなど油で高温調理
      した動物性脂肪食品に特に多く含まれる。加熱温度が高いほど多く発生するので、
      調理法は「生、蒸す・ゆでる・煮る、炒める、焼く、揚げるの順でおすすめ」と教授
     鶏の水炊きのAGE量を1とすると、焼き鳥は6倍、唐揚げは10倍になるという。
     油を使った調理には裏技があるそうだ。「焼いたり揚げたりする前に、レモン汁や
      ワインビネガーで肉を1時間ほどマリネするとよいそうだ」 (山岸教授)
     酸味の強い液体に浸すと糖化が抑えられ、AGEが6割ほど減るという研究報告が
      あるそうです。

     積極的に取りたいのが抗糖化食材だという。 
      山岸教授が注目するのはブロッコリーの新芽、ブロッコリースプライト。
      「AGEの生成を抑える成分、スルフォラファンが豊富」。
      カモミールティーに含まれるカマメロサイドというポリフェノールも抗糖化に有用
       なんだという。
      若々しさと健康を保つために、糖化を防ぐ食生活を始めてみませんか・・!