農業じゆう人

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戒名は自分でつけてもいいの?

2017年12月04日 12時40分30秒 | 雑学
   生きているのものは、いつかはその生命が尽きる時が必ずやってきます
   人の場合は、亡くなったら戒名をつけてもらうのが一般的ではないでしょうか?
   僧侶が読経し、お寺の墓地に埋葬する。 それが仏教の決まりだ、と思ている人が多い。
   しかし、こういったやり方は日本だけなんだそうです。
   そもそも戒名なんて、インドや中国にはないんだそうだ・・・?
   出家した僧侶が、名前をもらうことなら中国にもあるそうだが、在家の信徒が死んだら
    新しく名前をつけなさい! なんてどの仏典にも書いていないそうです。

    戒名というものは江戸時代くらいから、広まったんだそうです・・・? 
     明治になって、戦死した兵士には立派な戒名がつけられたという。
     戦後はお寺の経営が厳しくなったのにつれ、戒名の値段が高騰したんだとか? 
     「お気持ちで」といわれると、多めに払わざるをえなくなるのが世の常・・。
     ふだん仏教と疎遠な現代人にとって、戒名は頭痛の種ではないだろうか?

   さて、戒名はどうやってつけているのだろうか?  種本があるのかも・・・?
    探してみたらあったんだそうだ。 
    『実用模範禅宗戒名集成』『日蓮宗聖語付戒名事典』『浄土宗戒名熟語法話ヒント事典』
    『法名・戒名作例総辞典』『真言宗戒名作例字典』などがあったそうだ。
   これらをみると、戒名の基本は「〇〇院△△◇◇居士」ようです?
    二字熟語を三つ選ぶだけでよいようです。
    居士は在家の男性信徒、大姉は女性信徒の意味。 熟語リストがれば、すぐにできる?
   
   そこで、社会学者の“橋爪大三郎氏”は『なぜ戒名を自分でつけてもいい』と言う本を
    書いた。 (各宗派対応、熟語リスト付きの戒名つけ方マニュアル本)  
   戒名は本来なくてもよいが、現実には日本仏教の一部。
    ならば、この際戒名をきっかけに、仏教の理解を深めてはいかがでしょうか?
    でもお寺とモメても困る。と思う方はやはり、お寺で戒名を貰ってくださいと助言。

    私メも、当然ながら「終活」が身近に迫ってる歳なのに、まったく知りませんでした。
    これを機会に、こういったことも含めしっかりと勉強していこうと思いました。