さっぽろさよならマラソン体験記③~無情なるスタート~
一基のみの仮設トイレにまだ10人近く並んでいる。スタートの時間が迫る。
「ハーフマラソン選手スタート5分前です。テント前に並んで下さい」とのアナウンス。私は『トイレ前に並んでいる人達どうするのだろう?どう考えても全員トイレ済ますのは無理だよなぁ』と思いつつ整列する。
スターターの人が「2分前です。(仮設トイレの方を振り向いて)もうすぐスタートしますよ~」とのたまう。心の中で『無茶苦茶やなぁ~』とつぶやく。私も出来る事ならもう一回トイレで絞りきりたかったのに~。もういい、どうにでもなれ。
スターター「あと30秒」。しばらくして、『パーン』。ゆっくりと集団が動き出す。
私は前回の石狩マラソンの反省から、最初からある程度飛ばしていくことにした。全力疾走の6~7割程度のスピードを意識して飛ばす。
天気は曇り。気温も高め。風は少しあったが、河川敷にしてはまぁ穏やかな方。走りやすいコンディション。やや尿意の心配あり…。
初のハーフマラソン、さてどういう展開になりますか、無事ゴールにたどり着けるのでしょうか?たいした展開ではないので、あまり期待しないでお待ち下さい。(続く)