Fioe-gras Runner's Club(脂肪肝爆走友の会)&クールミントギャグ日誌

フォアグラ・ランナーズ・クラブ(代表すいか)のランニング活動日誌&クールミントギャグ兼こけこのたべあるき日誌。

今日のおじみ・番外編

2008年01月07日 22時15分51秒 | おじみ(地味)
「おじみ」とは、はなまるカフェの「おめざ」に対抗して、スーパーの片隅にいる地味なお菓子・食べ物を「おじみ(地味)」として毎回紹介していくコーナです。本日は番外編をお送りします。

山崎製パン(本社・東京都千代田区)のジャイアントパンダ(旧ロシア?)です。

今日、ふとスーパーのパンコーナーに行ってみると、かわいいパンダ柄のパンの山が目に入りました。



?…何かが私の心に引っかかりました。よくよくそのパンを見てみると・・・



???…これは、『ロシア』ではないか?製造元も同じ山崎パンだし…。



『ロシア』…私が今から17年前、予備校生だった頃の話。学校へ向かう途中、ヤマザキショップに寄って、必ずこの『ロシア』パンと500ml紙パックジュース(甘~いカフェオレとか)を購入して予備校に向かいました。『ロシア』パンは当時88円。88円で食べ盛り19歳浪人生のお腹を満たしてくれた『ロシア』パン。世間に対して斜に構えていた予備校生の私には、ぴったりの食べ物でした。
当時ベルリンの壁崩壊・ソビエト連邦崩壊へ向かう大揺れの時代、ソビエト連邦に想いを馳せながら、大きい『ロシア』パンを頬張っていました。
パンの中には何も入っていません。食感はやわらか、味はシンプルでやや甘い味。菓子パンの出発点のような素朴な味…。


…何故『ロシア』が『ジャイアントパンダ』になったのか?山崎パン『ロシア』で売れなくなったから、包装と名前を変えてみたのか…それとも値上げをカモフラージュするために包装と名前を変えてみたのか(定価が88円から105円になっていました)…とにかく1個買って食べてみようかな、とパンを見てみると、パン1個当たりのカロリー563kcalの文字が!ダイエット中の私にはきついので購入断念しました。

時代は刻々と変わっていきます。気がつくといつのまにか自分も変わっていました。世間に対して斜に構えていた頃の私が、冷ややかな目で今の私を見つめているような気がしました。

それにしても、『ジャイアントパンダ』→「ジャイアント(大きい)パンだ」というダジャレですよね…それよりも広大な大地・秘密主義的なイメージ(何故このパンがロシア?ロシアに何の関係が?と悩む)が浮かんでくる『ロシア』の方が、格段に優れた名前だと思いませんか?たった3文字で、これ程このパンの特徴を的確かつ雄大かつ簡潔に表現できる名前って、そうそうないような気が…しないか。

追加
『ロシア』パンは一部では「福祉パン」と呼んでいるみたいです。理由は「安くてデカくて腹いっぱいになる、公共福祉に役立つパン」だからだそうです。なるほど!

『ロシア』パンより更に大きい『大ロシア』パンというものがあるそうです。


※『ロシア』『大ロシア』の画像は、下記ページより転載させていただきました。
http://www.geocities.jp/equal55555/page010.html


今日のおじみ

2008年01月04日 21時51分25秒 | おじみ(地味)
今年第一回目のおじみという事で…春日井製菓(愛知県名古屋市)のゼリービーンズです。(購入価格168円)

日本では店のお菓子コーナーの片隅にひっそり隠れているゼリービーンズなのですが、欧米では非常にポピュラーなお菓子であり、元レーガン米大統領も大好きという事でも良く知られているそうです。


写真を良くご覧下さい。見た目はこんなに派手でカラフルで、おしゃれなパーティーが似合いそうなお菓子なのに、何故か日本ではあまり目立つ事なく、昔の懐かしいお菓子扱いになってしまっています。何故でしょうか…?グミゼリーはオシャレ菓子部門なのになぁ・・・?

クラスにいませんでしたか?顔はハンサムで、性格もいいんだけれど、何故だか目立たなくて女性徒にも人気がない人。ハンサムなんだけど古風なハンサム(彫が深い顔)で、あまりもてない人。ゼリービーンズにはそんなイメージがつきまといます。

一粒一粒の色が鮮やか過ぎるんです。その不自然な鮮やかさが、昔の合成着色料たっぷりの駄菓子を思い出させてしまう…それ故、ゼリービーンズが昔懐かしいお菓子扱いになってしまうのでしょうか…。お菓子の世界では派手すぎは逆に地味になってしまうようです、不思議ですね。

ちなみに、グミキャンディはゼラチンが原料で、ゼリービーンズは寒天が原料です。ゼリービーンズはグミキャンディより固めの食感です。改めて食べてみて、一粒一粒がカラフルで風味が違っていて、大変楽しんでいただけました。個人的にグミキャンディよりゼリービーンズの食感の方が好きです。実力もあってカラフルなのに何故地味???…ゼリービーンズは不思議な「おじみ」です。ご馳走様でした。

今日のおじみ

2007年12月27日 22時31分36秒 | おじみ(地味)
「地味だけどいい人だよ…」「地味だけどいい映画だよ…」おいおい、ふざけるな~!これからは「地味だからいい人だよ」とか「地味だからいい映画よ」と言いなさい!!…はぁはぁ、少々興奮してしまいました…。落ち着いていきましょう、さて今日の『おじみ』は…



古川製菓(北海道網走市)のでんぷんせんべいです。(購入価格168円)

姿・形は南部せんべいに似ています。原材料を小麦粉からじゃがいもに変えた感じ。でんぷんなのでさくっと口の中で溶けます。シンプルな昔懐かしい味、やさしい口当たり。食べている内に、体がわじわと美味しさに目覚めていく感じ。ついつい手が伸び、軽いので何枚でもいけます!

でんぷんせんべいは離乳食や介護食・腎臓の病を持っている方の治療食として活躍しています。子どもからお年寄りまで、また病気の方まで支えるせんべいだけあって、(味に)実力がありかつ(口当たりが)謙虚なせんべいです。エライ!!…おせんべいを頬張っていると、まだ純粋だった子どもの頃を思い出します。「あぁ、でんぷんせんべいのように清らかな心で年の瀬を迎えたい」そう思いました。ご馳走様でした。


ちなみにこの「でんぷんせんべい」は黒ゴマ入りと白ゴマ入りがあります。黒ゴマはうっすら塩味・白ゴマはうっすら甘味です。

今日のお地味

2007年12月24日 21時09分17秒 | おじみ(地味)
地味好きで風貌も地味な私は、本日『おじみ』プライベートクリスマスパーティーを(参加者私ひとり)開催いたしました。『おじみ』菓子と共に会話も弾み…ませんでした。さて今日の『おじみ』は…

かしわ堂(新潟県柏市)の「プチ鉱泉」です。(価格178円)



焼き菓子です。鶏卵とはちみつの懐かしくも優しい味(『おじみ』菓子に共通です)。一粒が10円玉大程の大きさなので食べやすく、さくさくと後を引くおいしさです。実は「プチ鉱泉」は私にとって想い出の菓子です。

7年程前、12月23日に救急車で病院に運ばれて入院しました。幸い大した事はなかったのですが、年末で病室が開いていない為ICUに入れられました。ICUは生死をさまよう様な重症患者さんの為の病室ですから、ICUに入院の患者は病室から出られない事になっています。私は全然普通に動けるのですがICUに所属している為に、病室から一歩も出られませんでした。お腹がすいてお腹がすいてどうしようもなく、看護婦さんに売店で何か買ってきてもらう様に頼み込んで、何とかこの「プチ鉱泉」を買ってきてもらいました。甘いものに飢えていたせいか、とても美味しく感じられました。

…クリスマスの季節になるとこの「プチ鉱泉」が思い浮かんで切なくなります。今年のクリスマスも『おじみ』は優しく私の想い出を包んでくれます。懐かしい想い出や記憶が、シンプルな原材料の『おじみ』に複雑な味付けをするのかもしれません。逆にシンプルだからこそ、懐かしい想い出が乗っけやすいのかも…。あなたにとっての大切な『おじみ』って何ですか?




今日のお地味

2007年12月18日 20時58分31秒 | おじみ(地味)
「"OJIMI" of the jimi, by the jimi, for the jimi(地味好きの地味好きによる地味好きのための”おじみ”)」。さて今日の『おじみ』は…


谷田製菓(北海道栗山町)の大嘗飴(たいしょうあめ)です。(購入価格178円)
スーパーの飴コーナーでこのレトロなパッケージは(地味好きの私には)ひときわ輝いてみえました。今の時代は逆に地味が目立つ時代なのかもしれませんね。

大嘗飴の事をインターネットで調べてみると、
・販売期間は、11月下旬ごろから3月いっぱいまでの、冬期間に限られている
・大正天皇の大嘗祭にちなんで大正4年に製造・販売されたという由緒正しい飴
・年配道産子には懐かしい商品

レトロな包み紙を開けてみると、オブラートに包まれたはがき大の板のような白い飴があらわれます。表面にみえる黒い点々はゴマ。(細かく飛び散らないように)包装のまま中の飴をたたいて小さく割って食べます。原材料は麦芽水飴・砂糖・ゴマ以上。「麦芽の水飴が寒い季節ゆえに堅くなっている飴」なので、冬期限定のようです(15度以下で保存)。
余計な保存料・調味料・甘味料を使っていない為、麦芽水飴そのものの味。自然で素朴で懐かしい味!しばらくして黒ゴマの風味が広がる。
余計なものはいらない・足さない、素材のよさのみで勝負する潔さ。『おじみ』に男をみました。『おじみ』=『男前菓子』です。ご馳走様でした。

今日のお地味

2007年12月15日 22時18分18秒 | おじみ(地味)
巷のごくごくごく一部に『おじみ』を愛する「ジミラー」が潜んでいるとかいないとか…。さて今日の『おじみ』は…

宗教法人灯台の聖母 トラピスト修道院製酪工場(北海道北斗市)の「トラピストクッキー」です。(価格368円)


北海道土産の定番なので、おじみの範疇かどうかは迷いますが…。
私が小さい頃、北海道のお土産で1~2回食べたことがあります。しかし正直あまり美味しいとはおもわなかったです。「これなら市販の明治や森永のクッキーの方がおいしい」と思いました。あれから30年、改めて食べてみると、美味しい!昔ながらのクッキーの味、滋養のあるおいしさ。主張しすぎない上質バターの優しい風味が口一杯に広がり、ふわっととけていく…。ブラックコーヒーに良く合う!
これだけのクッキーなら、包装を変えて目立って主張する必要は無いと思いました。このトラピストクッキーの良さは子どもにはわからないかもなぁ~。『おじみ』は大人の味です。『おじみ』は派手な包装や宣伝をする必要がない実力者揃いなのだと改めて認識させられました。

今日のおじみ

2007年12月12日 23時05分34秒 | おじみ(地味)
自分の周りのごくごく一部では大好評の今日のおじみのコーナー。さて今日のおじみは…

マルダイフレッシュフーズ株式会社(茨城県ひたちなか市)の「雪ごろも(干いも)」です。(定価298円ですが見切り品の為100円で購入)


これまたやさしい懐かしい味。噛めば噛むほど滋養のある味が口いっぱいに広がります。本当に実力のある人は謙虚であるがゆえに目立たなかったりします。おじみも正にそれ。きっと実力があるがゆえに目立ちたくないのです。そんなおじみを私はひそかに愛します。ご馳走様でした。


今日のおじみ

2007年12月09日 19時28分50秒 | おじみ(地味)
全国有名百貨店で華やかに開催されている「おめざフェア」に対抗して、どこまでも地味に開催する「おじみフェスティバル」。さて今日のおじみは…
平和製菓(京都市伏見区)の「そばぼうろ」です。(価格158円)

昔懐かしい焼き菓子の味。やさしい味。ほのかにそば粉のかおりも。製造元が『平和製菓』だけに心が穏やかになりました。ご馳走様でした。


今日のおじみ

2007年12月06日 22時59分04秒 | おじみ(地味)
「おじみ」とは、はなまるカフェの「おめざ」に対抗して、スーパーの片隅にいる地味なお菓子・食べ物を「おじみ(地味)」として毎回紹介していくコーナです。本日は…

木村製菓(北海道小樽市)の「かぼちゃ甘納糖」です。価格208円(賞味期限間近の為3割引で購入)

かぼちゃの素材が生かされていて、甘すぎず中々オツでした。ご馳走様でした。