芸術の森美術館に行ってきました。ここからだとけっこう遠いです。歩いて…かなり歩いて地下鉄駅に行き、そかから地下鉄を乗り換えて真駒内に。さらにバスです。考えただけで大変ですが、お天気もいいし頑張って、じゃなくて張り切って行ってきます。野外もみたいのですが、館内をみたあとだと疲れてしまうので、野外は今度にします。そういいつつ前回も、そういえばその前も…。かなり前ですが行った時は…あのときは冬季休業中だったっけ。
1000円パスポートなるものもあるようなので、今度はそれを買ってせめて2回は行って来たいな…。緑も豊かでとっても開放的です。
珠子展はすごかったですよ。テレビでも言ってましたが迫力がすごい。すごいとか、なかなか言葉では表現できません。たおやかな画もかけて迫力のあるものも描けて、子どもみたいな輪郭線がしっかりかかれてたり…。なかなか引き出しの多いスケールの大きな画家です。富士山には登りながら描いたみたいですね。そして年をとったら描けなくなるからと裸婦の像に転向したそうです。いろんなものを描いてますが、描いたものそれぞれに対する愛情が感じ取れてぽろっと涙もでる、そんな作風です。モデルさんに言われたそうです。裸婦像のそばにお花を置いて描いてたら「先生は花をかくのか裸婦をかくのか」立派な画家には立派なモデルがつくんですね。「いい人なんだけど、やかましいの」こうモデルを評するけっこうおちゃめな画家です。
90歳になってからの画もありました。人物のいろいろなものがなくなって融合してました。背景は鮮やかな緑と赤。いい年のとり方をして自然に帰っていったんだなと思いました。