Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ジャンク品の処分

2016年01月11日 | ピュアオーディオ
昨日は部屋に溜まっていたジャンク品の処分をしました。デッキ類のSONY MDS-JA3ES×2台、DENON DN-M1050R、Tecnics RS-275CVとVAIOデスクトップパソコン(XP)をハードオフに持って行き、処分価格で引き取ってもらいました。引き取り価格は合計で¥2000円。

有れば復活させようと「無駄なあがき」をしそうなのと、置いて置くだけでもスペースが要りますので、処分が済んでスッキリしました。ゴミに出そうと思っても家電ゴミで逆に処分費がかかります。引き取ってくれただけでありがたいです。

MD機は悪戦苦闘中

2016年01月10日 | ピュアオーディオ


毎日「機器のお守り」でCD・MD機を鳴らしたり、空運転を続けています。MD機は11月~12月にかけて購入したので、まだ機器自体が「活性化」していない。まずは累計500時間ほど鳴らしてやりたいと思っている。毎年、新しい機器を購入しては「活性化」させる為に鳴らしている。そろそろ終わりにしたい。



MD機のメインで鳴らしているADW-B5。こちらも「鳴らし込み中」。同じMDでも読み込んだり・エラーしたりを繰り返しています。録音も1枚目は何とかクリアしますが、2枚目になるとエラーになります。ピックアップ部が熱を持ってくるとエラーが多くなる様です。悪戦苦闘中とでも云えるでしょう。DN-1050Rも「音飛び」が多く、録音もまだ試せていません。DN-990Rが欲しくなりました。

カール・リヒターのBACH カンタータ

2016年01月09日 | ピュアオーディオ


最近購入したイ・ムジチ/ビバルディのヴァイオリン協奏曲集とリヒター指揮のバッハ/カンタータ集の一部です。イ・ムジチのヴァイオリン協奏曲と云えば「四季」でしょう。アローヨ盤/ミケルッチ盤/カルミレッリ盤と持っているが、今回はアゴスティーニ盤です。「突き抜けるイタリア青い空」を連想できるのはミケルッチ盤ですね。今回のアゴスティーノ盤は「青い空」が連想出来ません。テンボがゆっくりしているように感じます。カルミレッリ盤も録音がひどく好ましく感じていませんでした。

リヒターのカンタータ集は40年前にLPで販売されていたモノをCD化されたものです。リリング盤より先に録音されています。録音は非常に良いですね。当時も評判が良かったが、改めて聴いて見ても、演奏も録音も良いですね。今回のカンタータのお目当ては78番と147番です。

フルテックヒューズが入荷しない

2016年01月08日 | ピュアオーディオ
(以前大量に購入した時の写真)

12月中旬に発注したフルテックのヒューズが入荷しない。あと1週間で1か月になる。業者の入荷状況を見ていると「取り寄せ中」になっている。もう1か月も取寄せ中だ。最終納期の1月3日を過ぎた。

フルテックの青色ヒューズは生産停止になってからもう3年余りになる。そろそろ「流通在庫」も無くなりかけて来た様だ。個人的には再生産してほしいパーツで有る。

ヒューズは「電源系」の音質改善グッズになる。一般のガラス管のヒューズに比べれば、音の密度が増加するのだ。音数の増加や滑らかさや力強さにも関係してくる。¥4000/本は決して安くはないが、効果を考えれば安いと思っている。

CDも相変わらず購入している

2016年01月07日 | ピュアオーディオ
最近はMDをメインに聴いていますが、CDも負けないくらい聴いています。最近はカラヤン/マーラーの交響曲を集めたり(4番、5番、6番、9番)、バロックのCDを集めたりしています。ヴィバルディの「四季」もイ・ムジチの最近のモノ(イ・ムジチでは3~4枚目独奏者が違う)やカール・リヒターのバッハ/カンタータのまとめ買い等をして楽しんでいます。



毎日すべての機器に電源を入れ、出来る限り順番に音出しをして「お守」をしています。それでも、音出しできない機器が続出していますので、そろそろ処分を考えないといけないかも知れません。

今年は自分の教養を高めるために「暗記」出来ることを出来るだけやろうとしています。音楽も毎日10年以上聴いてくるとマンネリを感じますが、それでも好きなんでしょうね、飽きません。頑張らずに楽しみたいと思います。

今やっていること

2016年01月06日 | ピュアオーディオ
オーディオも含め現在やっている事は、

1)般若心経を覚える事・・・すでに暗記は完了。毎日仏前に読経して「暗記の定着」と「声力」の鍛錬をしています。
2)ついでに同じ般若心経でもサンスクリット語の暗唱に入っています。
  ネットで色々さがして見ましたが、「音声語訳」がいまいち不満(歌に合わない)なので、
  梵字をアルファベット訳したモノをPCに打ち込んで、「音声語訳」を付け直しています。

「音声語訳」は中学生時代に「英語」の歌で何度かやっていました。「テル・ミー」や「輝く星座」、「ラブ・ストーリー」等をカセットからヒヤリングして、カタカナ表記で発音を書いて歌っていました。

それをサンスクリット語の「歌う様な般若心経」でやろうとしています。

http://news.livedoor.com/article/detail/5940164/

参考に、覚えようとしているサンスクリット語のお経です。

オーディオではバッハの宗教音楽を聴き始めています。こちらは「キリスト教」ですので「お経」に通じるのかも知れません。実際に曹洞宗のお葬式用のお経は「バッハの音楽」の様な感じです。

この処「バッハ大全集」のMDばかり聴いている

2016年01月05日 | ピュアオーディオ
一通りタイトル付けが終わったMDの「バッハ大全集」を毎日数枚づつ聴いています。今まで聴くメインが「ドイツロマン派系」だったので、バッハの演奏を聴くと「爽やかな」感覚で聴く事が出来ます。

オルガン曲ではオーケストラに匹敵するようなボリューム(音色と音量と空間)が有り、音の厚みのあるサウンドが聴けます。そうかと思うと多彩な音色でシンプルな曲も有り中々新鮮です。

チャンバロ協奏曲とヴァイオリン協奏曲が双生児の様で比較が出来ます。チェンバロの方がスタイルがシックリします。まだまだ聴き始めたばかりで、これからも聴き込んでいきます。そのうちに本物のCD大全集を手に入れる様になるかも知れません。

STUDER A730やD730のセッティングについて

2016年01月04日 | ピュアオーディオ


CDPの古い機器の代表としてSTUDER A730・D730が有ります。業務用機器で往時はスタジオやFM曲で盛んに使われていました。写真のブツはD730ですが、A730とサイズはほとんど変わりません。写真の様に上面からCDの取り出しが出来る様になっています。音質的には「アナログに近い質感で、中域が充実していて彫が深く、エネルギー感が有り、音の線が太いSTUDERサウンドを聴かせてくれます。このスタイルが気に入って使っていらっしゃる方も多いと思う。しかし、このスタイルには問題が有る。CDを回転させるモーター軸が斜めになっている関係で、「ゴギング」(片すり)が起き易いのです。重力の関係でCDの荷重が斜め下にかかる関係で、モーター軸が楕円に摩耗して行きます。長く使えば必ずトラブルが出て来ると推測できます。毎日使って聴いていると、このCDPが回転する時、ちょっと違和感を感じる様になって来ました。



本来モーター軸に対して垂直に使用するのが、原理的に摩耗が少ない最良のセッティングだと思う。べニア板で枠を作成して「水平」にして鳴らしてみました。水平にする事でCDPの回転時の違和感は消えましたが、安っぽい音になりました。台の材質が起因しているのではないかと思い、そこで「無垢の木材」を加工して「水平設置」を試してみました。写真の様に「無垢の木材をドリルとノミでくり抜いて」作成し質量を確保しました。この辺のノウハウは「電源トランス」を作成した時に、べニア板→純木材にした時の音の変化(激変)を知っていたからです。材質もいろいろと試してみました。(何セットも作り比較試聴しました)ヒノキ・桂・ケヤキ・スプロース・カヤと作りましたが、本カヤ材が一番響きが良く感じられました。そこで色々調べて見ると、「碁盤」の最高級品は「カヤ材」で有る事が判りました。それも「碁を打つときの音が一番良い」からだそうです。



カヤ材でも十分な厚みが必要です。せめて150mm以上の厚みが欲しい処です。自分の愛用品は175mm程有ります。木材が伐採されて乾燥が終わり、碁盤にされていたモノを加工しました。樹齢は300年以上、伐採されて100年くらいは経っていて、乾燥も充分で変形やひび割れの心配ないものです。A730をセットする時に「振動」を吸収させる為に「本革を2mm厚」にしてフローティングしています。10mm×20mmの本革を2枚折にして8か所でフロートしています。これで殆ど振動の影響を受けなくなりました。



本カヤ材くり抜きケースに収めた状態です。べニアの板材で枠を作って水平化していた時とは別物の音質です。非常にぬけが良く、響きが良く載り(音が分厚く)、しかも音の余韻がスーっと消えていきます。1枚目の写真に有るオリジナルの使用例とは次元の異なるサウンドに変身しました。金額的には倍額のCDPに変身したようなサウンドです。

このケースにした最大の目的は「長寿命」です。一般にA730等のCDPは寿命が「3年」と云われていますが、この水平化スタンドを使い出してから「故障知らず」でほとんど毎日5時間以上聴いていますが、10年使っても何ら問題なく使えています。私のA730は北海道のFM局で使われていたモノを譲っていただいたのですが、全オーナー曰く「3年に1度はピックアップ交換をしないといけない」と云われていました。その為、予備のピックアップも所有していますが、全く使う必要を感じません。古い機器でも、自分で創意工夫して長くしかも良い音質で使えるようしています。

「音楽部屋」に引っ越してから3年が経過

2016年01月03日 | ピュアオーディオ
(引っ越し当初)

「音楽部屋」に引っ越してから3年が経過した。オリンパスシステムは、旧事務所から自宅2階へ引っ越しをした時に、3ウェイマルチから自作管球プリと管球パワーアンプの組み合わせにして、ネットワーク方式にした。しかし、大音量が出せないからと機器の維持管理に主眼を置いていた。現在の音楽部屋に2回目の引っ越しをしたのが3年前。何とか「ネットワーク方式」で鳴らそうとしたが、7つのユニットを鳴らすと「ローインピーダンス」になって、あちこち不具合が出て来た。こうなると元の3ウェイマルチに戻さざるを得ない。しかしTR型のプリアンプは売却していたし、チャンデバはRCA箱システムの方に使っていた。新規にプリとチャンデバを購入しなければならなくなった。管球プリアンプでは低域のLE15の重いコーン紙をドライブし切れない。



プリとチャンデバを引っ越し1年目に再購入し、この年はこの2台の機器の「活性化」で終わった。「活性化」させるために1200HR以上の使用時間が必要なのだ。新品であれ中古であれ、私のシステムではケーブル類のグレードが高いので、そのまま使って直ぐには「本領発揮」とはいかない。どうしても「活性化時間」が1200時間必要だ。活性化する前の音は、バランスは崩れているし、分解能は悪いし、音数も少ない。最大の難点は「ふん詰まった」音を始終聴いていなくてはならない点だ。個人的に「苦行」と呼んでいる。きつい1年であった。

(青いのがフルテックヒューズ¥4000/本、汚く見えるのがFXヒューズ¥25000/本)

2年目は、「FXヒューズの導入」とそれによる「活性化」させる事で終わった。たかがヒューズ1本で・・・と思われるかも知れないが、システム全体では10本のFXヒューズを導入した。各機器に必ず1本は使っている。パワーアンプに至っては3本/台も使用しているモノもある。電源ケーブルやラインケーブルを最高級クラスにしていると、このヒューズのグレードで機器を「活性化」させる事でさらなる音質アップする。「活性化前」の状態では「ふん詰まった」音になるので直ぐに判る。1年目ほどではないにしても「苦行」を強いられた年であった。

(TEAC A7030GSLは既に手放した)

3年目が昨年で、1月にようやくFXヒューズの効果が判って来て、「ヌケて」来たのが判った。これでCDPの「基本ライン」が完成した。そうなると、ソースの数を増やしたくなる。まずは「FM放送をエアーチェック」出来る様にと、1月に5素子のアンテナを建て、FMの受信感度を上げた。次に「オープンルールデッキ」・「カセットデッキ」を導入した。しかし40年前の機器ではまともに動く機器が少ない。色々なトラブルを抱えていることが分かった。しかし、トラブルの原因は「使ってやってない事」が最大の原因なので、こちらも出来るだけ稼働させるようにして「機能回復」を図った。「機能回復」と「機器の入れ替え・修理」と疲れて来た。

(録音機材は毎日電源投入し、空再生をしている)

自分にはサラリーマン時代の「仕事中心」の時期が15~20年程ある。その間にDATやMDが出ては消え去って行った。このDATとMDの録音・再生の「音質は?」が気になっていた。そこで時代遅れは承知で思い切って購入してみた。DATは30年前、MDでも20年前の機器達である。中古で探すしかなく、これだけ古い機器だと「まともに動く」機器を集めるのに苦労する。金額さえ出せば何とかなるのだろうが、貧乏な小生では「ジャンク品を復活させて」使う事ぐらいしか出来ない。何とか使える機台をDAT機3台、MD機4台を確保した。今年は昨年購入したすべての「録音・再生機」の活性化の1年になるであろうと思う。これらの機器もやはり1200時間ほど使わないと「本領発揮」しないはずだ。自分の作った最高級ケーブルで接続するとどうしても「ふん詰まり」が出て来る。これが「ヌケて」くれないと本領発揮とは行かないのだ。時間のかかる事よ・・・。しかし、着実に充実して来ている。

4年目は前述ソース機器の活性化と充実にかかるだろうと推測している。システムを完成するにはそれなりに時間がかかるものだ。

大晦日はTVでクラシック

2016年01月02日 | ピュアオーディオ


大晦日は恒例の「紅白歌合戦」も見飽きたので(面白くないので・・・)クラシック音楽を楽しんでいました。自宅のシステムを使う機会を増やそうとしていました。



ハイティンク指揮のブラームスはFMでもやっていましたね。今回は寝坊して録音し損ないましたが、なかなか良い演奏でした。自宅のシステムは、現在JBLのユニットのみの構成で使っています。低域にD130(16Ω)、中域に#375+ゴールドウィング、高域に175DLH+#2405の4個のユニットの組み合わせ。これをわずか1.4W/chのWE101Dppのパワーアンプでドライブしています。一応オリンパスシステムと同じユニットは置いて有ります。ESS amt1のハイルドライバー・DECCA リボンツィーター(レビンソンTYPE)・ビクターリボンツィーターの3ユニットは眠らせています。1台のパワーアンプでドライブできる数には限界が有ります。JBL以外のユニットを加えてドライブすると「オーバーロード」(ローインピーダンス)になり、パワーアンプを壊してしまいます。こちらも3ウェイマルチにしないとすべてのユニットを鳴らすことは出来ません。3個のユニットが鳴っていないので、オリンパスと比べて音数が少し減少します。