Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

思わず「ううう・・・」

2016年01月29日 | ピュアオーディオ


いつもの様にステレオの電源を順番に入れて行きましたら、MD機のADW-B5のSWを入れても反応が有りません。何度もON・OFFを繰り返しますがイルミネーションが点灯しません。思わず「ううう・・・」となりました。昨日終了までは何の問題もなく使えていました。



昨日まであったDENON DN-990Rも昨日「一時里帰り」でいなくなっていますので、今日はMDは聴けないか?・・・と心配しましたが、ADW-B5を取り外して、机の上で再度「ON・OFF」を繰り返していましたら、何の前触れもなく復帰しました。この現象から推察すると、SW部の接点に酸化膜が載っていた可能性が有ります。何度かON・OFFを繰り返すうちに「導通」してきたモノと思います。長く眠っていた機器や使用頻度の低い機器では時々見られる症状です。

同じ様な症状でも「半導体」のBVでの破損も疑いました。何故ならSWのON・OFF時にはサージ電流が流れますし、そのサージ電流が大きくなると半導体(トランジスターやIC、LSI)を破壊します。昨日の電源OFFでトラブルが発生したのなら、BV(逆耐圧)の可能性が高くなるからです。半導体は順方向の耐圧には結構強いですが「逆耐圧」にはそう強くありません。一般に「電源入れっぱなし」で使っていると、停電等で電源が切れた時に「BV」で破損します。工場に勤めていた時に何度も同じ体験をしたことが有るのでよく覚えています。