Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

再度 DN-990Rを入手

2016年01月21日 | ピュアオーディオ


最後のMD機としてDENON DN-990Rを入手しました。未使用新品(NOS品)との事でしたので食指が動きました。ただ動作確認はしていないとの事で一抹の不安は有りました。入荷時はオリジナルの梱包箱でした。



当然付属品はすべて揃っているとの事。取説・電源コード・予備のヒューズ・ソケットと。



本体を梱包から出して見ました。新品ですね。



横から見ても新品です。



いよいよ電源を投入して、MDを入れて再生しようとしましたら「Error](エラー)表示になります。プリセットをリセットしても変わりません。



前回1台目のDN-990Rと同じ症状です。1台目は私が内部のギヤーを無理して動かしたので、ギアーの溝が壊れて「沈没」させました。今回は同じ事は出来ません。何か特有の症状みたいなので「簡単」なトラブルかも知れません。・・・が今の私では復活できませんね。取説も有るのでもう少し調べてから・・・。何処かの修理屋さんを探すしかないのかも? DENONさんとは縁がないのかな? 不動品では最後にならないなあ・・・・。

今日 最後のMD機が来る予定

2016年01月20日 | ピュアオーディオ
今日最後のMD機が来る予定。待っているとなかなか来ない。やはり動作品でないとうまく動いてくれないような気がするので、たまたま見つけた「NOS品」を購入した。しかし、長い間眠っていた機器なので正常に動くか心配なところもある。

MD機は多分これが最後となるだろう。これ以上は増やせない。それどころか入れ替えで在庫品の処分を考えている。毎日20個の電源SWを入れるのも何だか辛くなって来た。オープンリール機やDAT・MD機も必要なものだけ残し、他は処分するしかないだろうな・・・。使うと愛着が出て来るので踏ん切りがつかなくなってきてしまう。

ヒューズ交換後の変化

2016年01月19日 | ピュアオーディオ


一昨日ヒューズを交換して、鳴らし込みを5時間以上実施して来ました。少しづつ音に変化が出て来たり、読み込み性能が上がって来ています。



ヒューズ交換は、「電源ラインの低抵抗化」が目的です。一般のガラス管ではサウンド的にも、ギザギザの多い再生音(粗い)ですが、ヒューズを交換するとギザギザの周りに音が埋められて滑らかになります。当然「音数」が増えた結果です。

機器の「読み込み性能」も上がってくれる事を期待していました。今までバッハのオルガン曲は非常に難物でした。曲の途中で止まってしまい、全曲聴くどころか出だしのほんのチョッとで「固まって」いました。少しは良くなる傾向が見えて来ました。当分は鳴らし込みを続けるしかないでしょう。そのうちに次の機器が入荷する予定です。凝りませんね・・・。良い機器は何種類か実際に聴き比べ、使ってみて初めて自分のシステムに残せます。選別をするのが私の癖みたいなものです。

MD機 SONY ADW-B5のヒューズ交換

2016年01月18日 | ピュアオーディオ


MD機 SONY ADW-B5のヒューズ交換。ヒューズが入荷したので「ヒューズ交換」をしました。交換するのをチョッと考えましたが、元に戻すのはすぐに出来る事なのでやって見ました。



交換前の状態。



交換するヒューズは3本でした。どれも1A以下で、購入するヒューズも1Aで良かったと思います。



交換後の状態。交換自体はカバーを開けてヒューズの入れ替えだけですので10分程で完了です。」



交換後の音出し確認をしましたが、「ちょっと滑らかさが出て来た」程度で、大きな変化は取り敢えずは有りません。元々の機器が「活性化」していないのでこんなものでしょう。これから徐々に音質がアップしてくると思います。ただ半年ほど毎日鳴らしてやる事が必要です。地道にコツコツと積み上げて行く様な音質アップになります。機器の不具合も早く収まってくれる事を期待して交換しました。

やっとヒューズが揃った

2016年01月17日 | ピュアオーディオ


昨年12月半ばに注文していたヒューズが4本手に入った。2A:2本 4A:2本。一度で済むように一緒に手配していたが、2Aの方が1回目の発注で手に入らず、2回目の発注で又2本注文したが、1個しか手に入らなかった。1本は将来のFMチューナー向けにストックしていたモノ。ヒューズのアンペア数によっては手に入り難くなっている。

今回の4本はMD機ADW-B5に使う予定だが、まだ使うか迷っている。ADW-B5自体がまだ活性化していないので「不具合」が時々発生する。もう少し様子を見てからが良いかな?と思っている。音質アップのための定石はコツコツと理にかなった事を実施して行く事である。

ライントランス遍歴

2016年01月16日 | ピュアオーディオ
1980年代、CDの登場でアナログプレーヤーをメインで使わなくなって来た。しかし、CD機にも弱点の様なものが有る。アナログプレーヤーで出るのに、CDで出難いのが「奥行き方向」の立体感だと思う。CDは二次元的な再生に対し、アナログプレーヤーは三次元の表現をしてくれる様だ。アナログプレーヤーをメインに使い続けている方は多分にこの辺が許せないのだと思う。

取り扱いや収納を考えるとやはりCDの便利さは捨てがたい。そこで何とか立体感や滑らかさを手に入れたくて、「ライントランス」を導入して見た。最初はタムラ製の小型の600Ω:600Ωの1:1のトランスを使って作って見た。タムラ製のラインすトランスだけでも5種類ぐらい作ったと記憶している。トランスの大きさによってサウンドのスケール感が比例するように感じる。

トランスを作る事に関して大事な点がある。それはケースの強度、プラグの作り、半田材、ケーブル材と云った「材料」と「作り」で可なり音質が変わってくる。基本的に自分の場合は、自分で作り上げたケーブル材と、フルテックの最高級のXLRソケットを特製の純木製ケースに収めて、ライントランスのみを入れ替えて試聴して来た。



タムラ製やタンゴ製のライントランスを試してから、UTCの#21番のトランスで作って見た。サイズ的には小さいが質感がすごく良い感じでした。立体感が出て好ましく感じました。しかし、スケール感が今一つ物足りない。トランスのサイズを出来るだけ大きくしたいと思う様になり、WE(ウエスタン)の111Cライントランスにたどり着いた。このトランスは2Kg/個の重量が有り、しっかりした作りで、L・Rで2個必要だ。今までのライントランスがせいぜい500g/個ぐらいの重量でしたから、そのサイズが判るだろう。


(WE 93F)

WE111cライントランスを使いだして、同じWEでも古いトランスはどうなのか?といつもの癖が出て、93F、93A、90Aと段々古い物へと試聴が進んで行った。


(WE 15A)

その結果、音質は、

111c<93F=93A<90A<63C<63A<50A<15A

と最初期型に向かうほど自分の好みの質感と表現力になって来た。50Aや15Aは他のトランスとは傾向の違うサウンドがする。キレと質感が全く違う。63Aや63Cも90A~93Fとは違う。私の試聴では111cは最下位にランクされてしまった。今では50Aや15Aはおろか63Aや63Cも手に入らない代物だと思う。もし見つけたなら即買いだろう。

最近は音楽を聴く事に専念している

2016年01月15日 | ピュアオーディオ
最近は個人的にチョッと忙しくしていて、オーディオ遊びは一時中止して「音楽」を聴く事に専念している。・・・と云うか他に勉強をしていて。特に「暗記」する事に集中している。

何をやっているかと云えば、
①般若心経を声に出して唱え「声力」の強化を図っている。
②サンスクリット語の「ナマス サルヴァジュニャーヤ」を丸暗記を始めている。
③小倉百人一首を丸暗記開始。

と3つの暗記項目を毎日一生懸命やっている。その傍らで、メインシステムとサブシステムのお守を続けている。毎日20数個の電源SWを入れ、CDやMDをとっかえひっかえしながら、MDの録音もしている。全く持って忙しい日々にしている。もう少しすれば、暗記項目も覚えてしまうだろうから少しは落ち着いてくる。その頃には春になり、花が咲き乱れるだろうからカメラを持って大忙しとなっているかも知れない。

毎日電源SWを入れる個数

2016年01月14日 | ピュアオーディオ


メインシステム、サブシステムの2セットを音楽部屋に置いているので、この2セットのお守と音楽を楽しんでいます。メインシステムでは機器数が多いので、いくつSWを入れているだろうかと、数えてみたら「19個」のSWを毎日入れている。サブシステムが現在は5個~9個。毎日24個のSWは入れている。このSWを入れるのが面倒で、自宅のシステムはシンプルにした。自宅はそれでも6個のSWを入れる。

使う機器数が多いとそれだけ電源も必要だし、電源ケーブルも馬鹿にできない。自分の機器の電源ケーブルはフルテックのカーボン使用の電源プラグを標準にしているので、プラグ・ソケットのセットで¥5万円はする。現在電源ケーブルは42本ほど準備している。ほぼ使い切った状況だ。(他にRCA箱システムが有るので、残りはそちらで使っている)程ほどにして置かないとまた追加の経費が必要になる。

オーディオマニアと云っても幅が広い

2016年01月13日 | ピュアオーディオ
ブログを書いていていつも思うのが、「どんな方が読んでいるのだろうか?」と云う事。記事自体は「自分がしている事」や「考え」を書いているが、オーディオマニアと云っても幅が広い。

年齢的に10代の方もいれば70才を超えた方もいらっしゃる。オーディオ歴も数年の方から40年以上の方もいる。それぞれに経験値が違うし、世代間差も有り、生きてきた時代の流れも違う。例えば、1970年代~1980年代のオーディオ全盛時代を体験しているのか?していないのかでも「知識」や「体験」が全然違う。

オーディオ歴の長い方でも、機器の経験値やや音楽のジャンルが違えば「嗜好」が違う。「オーディオマニア」と云う事自体が曖昧でもある。最新の機器ばかり揃えたがる方もいれば、古い機器ばかり使いたがる方もいる。過去に「名機」と云われた機器ばかり揃えたがる方もいれば、雑誌のモニターシステムを揃えたがる方もいる。その方に影響を与えた方や本等のメディアも多士済々だ。

オーディオを長くやってくると「音質アップ」に気付く。気付かなければ幸いだが、どんなに良いサウンドを出していても「飽き」が来るという人間の本質が有る。個人的に10年以上「音質アップ」を仕事として自分のシステムを作って来た。その手順は、

1)SPシステムの製作・・・「音変換ロス」の大きい市販SPでは満足できなかったという点が有る。
 例えば3ウェイのSPの場合、低域・中域・高域の3つのユニットで出来ているのが一般市販SP。
 コスト的な制約やデザインの制約、ユニットの制約、大きさや音量の制約等が入っている。
 そう云った制約を自分なりに分析し、自分に合ったものに作り変えている。
 音質アップと云うより、ユニットの性能(潜在能力を)引き出すのはケーブル(配線)であると云う事。

2)SPのセッティング・・・どんなセッティングが理想なのか?その原理は?・・・と考えて、色々実践して現在のセッティングに至る。
 多点支持+異軸での多点接地が最も箱の響きに「自然さ」が有り、他所への音漏れを極小化してくれる。

3)機器の備えうる装備はどんなものが良いのか?・・・入・出力端子、SP端子、電源ケーブル等。
 メインシステムはXLRケーブルのバランス伝送が良い。
 電源ケーブルは「インレット式」で交換できるものが良い。
 電源ケーブルや電源のグレードが高くなれば機器本体の性能が上がってくる。
 ケーブル類は如何にグレードの高いものを識別するか?(伝送ロスの極小化)・・・個人の要求度の具合

4)自分の音楽ライフに合った機器を選択する・・・どんな機能と性能を持っているのか?デザインも好みが入る。

5)「鳴らし込み」・・・これが殆どの方に理解されていない。「つないで数時間でその機器やケーブルの評価が出来ると思うな!!」である。
 自分の場合、どの機器も導入から累計1200時間は「鳴らし込み」が必要だと思っている。
 実際に自分で何度も体験してきている。

「音質」を良くしたいと思うなら「自分の感性を磨く」事である。自分の耳が音質の差を「見抜く」力量を備える事が重要。力量もなく判断することは「ミステイク」を連発する事でもある。「頭」(考え方)が変わらなければ科学的な思考は難しい。

「どんな風に音楽を楽しむか?」が最も重要ではないか?と最近思い始めている。その嗜好に合ったシステムならそれで良いと思う様になって来た。「ろうを得て蜀を望まず」。やっと「中庸」でも良いかなと思えるようになって来た。40数年掛かってたどり着いた境地にいる。

フルテックヒューズが入荷した

2016年01月12日 | ピュアオーディオ
先月注文していたフルテックヒューズが2本入荷した。こちらは20mm4Aの分で、取り消されたのが20mm2A。約1か月待たされ、ようやく確定したので、20mm2Aはほかの店から買う様に手配が終わりました。まもなく入荷するでしょう。



今回4本購入しますが、これはSONY ADW-B5にすべて使います。一般には1機台1個が標準ですが、ADW-B5は4個も使って有ります。それも左右に分かれて使って有り、小信号と大容量とに分かれています。



CDラインと聴き比べて「音の密度」が不足していると感じます。ヒューズのグレードを上げればその差が小さくなると確信しています。どうせ聴くなら「良い音質」で聴きたいですね。