Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私の目指す音質とその実現

2008年06月22日 | ピュアオーディオ

私の目指す「音質」は110dbサウンドをボリューム1クリック位置で出す事です。深夜に音楽を楽しむ事がメインになりますのでどうしてもボリュームの位置は低くならざるを得ません。隣近所や家族への配慮も必要になります。だからと言って「音質」が犠牲になるようでは「欲求不満」の塊になってしまいます。

今回の「オールルシファー化」でその実現が射程内か実現の域に達したと判断しています。音質に対する各指標が全て最高の域に達した上での事です。

3年前にベルデン#8412でケーブルを統一して「音質アップ」作戦が始まりました。スーナーケーブルとの出会いで革新的にサウンドが変化しました。しかしながら「オールルシファー」への集約はそう単純では有りませんでした。

シリウスケーブルの進化と共にSPシステムやアンプシステムも進化をして来ました。その共通の指標は「伝送ロスの極小化」です。如何に市販のケーブルでは「伝送ロス」が多いかをつくづく感じさせられた日々でも有りました。

まず1番に大切なのは「電源」です。ここで分解能や音色や質感の大半が決まります。壁コンからタップまでのケーブルやプラグの重要性は「目からうろこ」の状態です。私の場合も含めて「最初の1番」が「最後の1番」になってしまう事が普通でしょうね。最後までやって初めて気付く事のようです。

ケーブルによる「伝送ロスの極小化」を詰めていくと、「ケーブルの径が大きくなっていく」事と「音質」が正比例しています。そして「ルシファー」まで来てしまいました。ただ大きくすれば良いのでは有りません。同じケーブルを2本や3本使ってもアンプのBTLと一緒で「そのケーブルの持つバランス」が強調されバランスが崩れます。そう単純では有りません。

ケーブルにはそのケーブル特有のサインカーブが有ります。ONの音の出方をするケーブルです。これに対しOFFの音の出方をするコサインカーブのケーブルも有ります。一般的にはこのどちらかしか有りません。

次に、このサインカーブ(コサインカーブ)の「山」の部分でしか「音」は出ません。「谷」の部分では音は出ません。ですから一般的なケーブルでは「あー」と言う音が「あ、あ、あ、あ、」とスタッカートの様に出ています。アナログとデジタルの違いと同じとお考えください。これがアナログでも同じようになっています。連続して繋がっているように感じて聴こえています。

ルシファーのケーブルを作成して上述の事が理解できました。ルシファーではサインカーブの音とコサインカーブの音が一緒に出ています。ですから「緻密」なサウンドがします。「艶」が出ているように感じるのもこの性かもしれません。滑らかなサウンドになります。このサインカーブの山の高さとコサインカーブの山の高さをそろえる為にコサインカーブのケーブルを2本使っています。このコサインカーブのケーブルが当社特注ケーブルになります。ですから他社では作る事が出来ない商品です。

このオンの音(サインカーブ)とオフの音(コサインカーブ)が入ったケーブルを使うと「音数」や「低域・高域の延び」等がまったく違います。しかも「緻密」です。

いままで埋もれていたサウンドが出てきます。

長くなりましたので続きはまた次の機会にします。


自宅の音

2008年06月21日 | ピュアオーディオ

今日はうちの専務に初めて「オールルシファー」のサウンドを聴いてもらいました。

開口一番「ものが違う!!良いね!!」。今まで出ていたサウンドとはまったくの「別次元」のサウンドだそうです。

まだ馴らし始めたばかりでアンプのSWを入れたばかりですので低音がボン付いたりしてまだまだですが、出ている音の雰囲気や音数、厚み等もろもろの内容が「別次元」がそうです。私から云えば「音の粒子が更に細かくなって質感が別物になった」からだと思います。

これを聴いてしまったら他のシステムも早く「オールルシファー」にしてしまいたいですが、残念ながらもうケーブルが残りわずかで次に入荷できるか予断を許さない状況です。そういう訳で「ルシファーケーブル」は近日中に販売を一旦停止させていただきます。


オールルシファーサウンドとは?

2008年06月20日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムは壁コンから先のケーブルはすべて「ルシファーケーブル」を使って接続しています。「ケーブル・配線材及びプラグ」には今出来る最良の物を使っています。

ケーブルそのものは自分で組み合わせて作ったオリジナルの「ルシファーケーブル」を使っています。このケーブルには個人的にスーナー社に「特注」で造っていただいたケーブルを使用していますので他の人が真似ることは出来ません。

今までのケーブル開発の集大成であり、ケーブルの終着点の一つの具体的姿だと考えています。このルシファーと性能的に対抗するには他社では100万円クラスのケーブルになるでしょう。

CDPやアンプ、SPとメーカーオリジナル品のモノが多くなり、ユーザーが手を入れる事が出来なくなりつつある商品の中で本当の「ハイエンド」(スーパークラス)のサウンドを手に入れる事が難しくなっています。何故なら「メーカー純正」では「ハイエンドの世界」は出ないと確信しています。

自宅のシステムでは、電源ケーブルのプラグにはFI-50を使用して、「密度と瑞々しさ、余裕」を獲得しています。プリアンプはマッキンのC40の電源をインレット化して使っていますのでオリジナルのC40の比では有りません。パワーアンプはオールタムラの最高級品のトランスを使い、オールドムラードの球と内部配線を全てスーナーケーブルで手配線、XLR・RCAのソケット共に十分吟味したモノを使用しています。

SPに至っては箱は好みで選びましたが、ユニットはD130フィックスド16Ω、#375と175DLHはTrail仕様化、ツィーターは4種類をパラレル接続、ネットワークはJBL製をやむなく使っていますが500Hzのクロスで使うにはプロ用のでかい物を使用しています。SPユニットへの配線もルシファーにするという凝り様です。ここまでしないと自分の望む「質感や音数、空気感」が出ません。

さて出てきたサウンドは「瑞々しくてキレが有り、音数が今までで一番で、目の前で演奏している様な空気感」が素晴らしいです。単純にすごいのは「ボリューム1クリック」で実用に足る音質が得られることでしょう。110dbサウンドを堪能された方が経験するサウンドがわずか1~2クリックの小音量で体験できる事です。

今日はボレットのラフマニノフP協2番を楽しんでいますが、ピアノの左手の低い音程が深く低く出ています。D130の低音とは思えないほどです。弦楽奏者の数も素晴らしく多くなって聴こえます。あまりに演奏が深く美しく響くので聞き惚れてしまいます。

音の粒子が非常に細かく描写も克明です。それでいてシルキーな質感ですので耳にうるさい音はなく何時までも聴き続けていたい様なサウンドです。目の前に広がる演奏者達のサウンドステージが広く深く立体的な広さを感じます。音の深みも十分です。横方向への音の広がりは別物次元に広くなりましたね。

今まで耳に馴染んだCDが別のCDを聴いているかのごとく新鮮に聴こえます。良いですね。これはこのままでも良いのですが、プリアンプをアキュのC-290に変更して音数をもっと増やして馴染ませ(活眼)に入りたいと思っていますので、2週間くらいで交換予定です。


困った!人間の欲とは尽きないもので・・・

2008年06月20日 | ピュアオーディオ

昨日自宅のシステムを「オールルシファー」にして音楽を試し聴きしていました事はご報告の通りです。

決定的に「質感のきめ細かさ=シルキーさ」が違いますね。これを聴いてしまって、事務所の物量投入システムのオリンパスシステムでブルックナーの7番のシンフォニーを聴いています。

今まで所有するシステムで1番の質感と性能を持っていたオリンパスの音がかすんでしまっています。困りました!!!???

正直言って自宅のシステムを聴いてからは聴けません。バランスは問題無いのですが「質感が粗く」感じてしまって閉口します。それくらい繋いだだけで「オールルシファー」のサウンドはすごいサウンドなのです。もっとも、オリンパスもあとXLRケーブルのみを残して他は「ルシファー」にしていますので、直ぐに「ルシファーXLR」にして「オールルシファーシステム」にしてしまいます。本日部品の見積もり依頼を出しました。

化け物ケーブル(現シリウスケーブル)とルシファーケーブルとでは「伝送容量」で2倍近い性能の違いが有ります。この差は如何ともしがたい性能差となっています。しかし、取り回しや使い勝ってを考えると「化け物ケーブル」で充分とも思います。この化け物ケーブル(シリウスケーブル)で作ったXLRケーブルは他社の30万円クラスのケーブルより性能は上に有ります。これは複数の実際に比較されたお客様の情報ですので信頼性が有ります。

できるなら「聴かないで知らない世界」の方がいいのかも知れません。「ルシファー」の世界は・・・。

そんな訳で事務所のシステムで安心して音楽が楽しめなくなりましたので、予定通り、オリンパスシステムも「オールルシファー」にすることに致します。材料と時間に余裕ができましたら直ぐに取り掛かります。

その間に自宅のシステムの鳴らし込みをして、思いっきり「音楽」を楽しみたいと思います。


深夜のコンサート2

2008年06月20日 | ピュアオーディオ

ルシファー化が完了してそのまま聴き続けています。

ボレットの「ロマンティックピアノの極地」、ジェット・ストリームから「ローマの休日」、「さんご礁の彼方」、カラヤン/ヴィーンフィル「ブルックナー交響曲7番」を続けざまに聴きました。

ボレットではピアノのタッチが余裕を持って聴こえます。「木枯らし」の非常に鋭いピアノの打鍵を軽々と再生します。もう少し音が前に出てくれれば最高です。

ジェットストリームでは城卓也の声が少しこもっています。サウンド・オブ・ミュージックのトレモロは非常にシルキーでしっとりしています。さんご礁の彼方にではハワイの結婚式の鐘の音の陰影に飛んだ音色は特筆ものです。最後に深夜ですがブルックナーを1発加えました。

カラヤン指揮のこのCDでは全楽合奏で音が「かたまり」になっている部分が今までに有りましたが、今夜は「かたまり」が有りません。非常に見通しが良く音の強弱も十分に表現できています。第一楽章の出だしのブルックナー前奏のトレモロがシルキーで弦楽器の数が前面一杯に広がります。今日は特に3楽章のトランペットと低弦の掛け合い、トレモロとの比較もしましたが音のみごりがなくこの楽章の聴き所がうまく再現できています。次に4楽章の出だしのトレモノロの楽器の数の多さとチューバの入る部分の全奏も破綻がなく非常に分解能良く聴くことができました。C40のボリュームは2クリック位置です。これで大シンフォニーが楽しめます。嬉しくなりますね。大好きなブルックナーやマーラーが楽しめそうです。

まだ高域にザラツキのある帯域やこもりを感じる部分が有りますが、これらは鳴らしこんでいけばまろやかにそして音が抜けてきます。今しばらくの辛抱です。とにかくきめが細かいシルクの感触です。


自宅 SP-707Jのルシファー化完了

2008年06月19日 | ピュアオーディオ

昨日は梅雨の晴れ間で温泉を楽しみましたが、今朝は6時から8時くらいは土砂降りの雨です。2時間で100mmは降ったそうですからすごい降り方です。

懸案になっていたSP-707Jの箱内・箱外配線の「ルシファー化」がやっと完了しました。こういう日に限って電話が多く、なかなか遅遅として進みません。15時にケーブルが出来上がって直ぐに繋ごうとしたら電話、1台結線が終わったら電話と・・・。ようやく音出しが出来たのが17時頃になりました。

音出しして「ん???」・・・淋しい音が出てきました。ユニットの向きが揃っていませんでしたのでセットを確認しました。しばらくそのまま1時間程鳴らしていましてそろそろ確認に入ります。ケーブルの接続やユニットの接続が馴染んでいないし、アンプも温まっていないのでまだまだ音がぼやけていますが、質感は揃ってきましたね。ミッドの#375と上下のユニットの違和感がなくなっています。

「何気ない音」です。誇張感もないし、過不足感も有りません。より「自然な音」に近づいた感じです。

私の望む(目指す)音は上述の表記のような音です。だから演奏者が良い演奏を振舞ってくれます。

近頃はJAZZのピアノトリオを中心に聴いていますので、ピアノのタッチや余韻、ベースの弾み方や左手のリアルさ、シンバルの打音やシンバルの震えや動き、バチの動きが判るくらいのリアルさが出始めています。VLADIMIR SHAFRANOV 「RUSSIAN LULLABY]をかけています。

まだ繋いだばかりですのでまだまだ良くなって行くと思います。予定では1ヶ月以上(約3ヶ月位)は上昇傾向で良くなって行くと推測しています。

現在完了後通電3時間くらいですが、既に交換前の「音質」を軽く上回っています。楽しみです。

今から本格的に試聴用ソースを掛けながら確認していきます。弦楽器はシルキーですね。低域の伸びも素晴らしくD130で低域の不足を感じません。音の厚みも余韻の厚みも感じます。更に分厚くなっています。低域から高域まで質感が揃っていますので気持ちが良いですね。


梅雨の晴れ間の家族サービス

2008年06月18日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

昨日SP-707Jシステムの「箱内配線のルシファー化」を終えたばかりでまだ「音出し確認」が出来ていません。

気持ちは「早く聴きたい!!」のですが、本日は定休日の為「専務」はお休みです。この為ケーブルの手配が出来ません。(彼が製造担当です)こちらも疲れが溜まっていますし、先週から当方の奥様との約束で「温泉行き」が有りますので思い切って行って来ました。

隣の隣町の黒木町に「グリーンピア八女」が有り、ここに温泉が有ります。他にもいくつか近場に温泉は有りますが、10年来良く行っていた温泉ですので久しぶりに回って見ました。

サラリーマン時代家内と家内の母を連れてよく温泉やドライブを楽しんでいました。今回も家内の母も一緒に連れて行きました。久しぶりの「グリーンピア八女」は非常に緑が濃くて気持ちの良い環境でした。沿道の「紫陽花」の花が今の時期はとても綺麗でブルーやピンクの花ビラがとても綺麗です。紫陽花の並木が1Km以上続きます。山の緑と相まってとてもすがすがしい気分になります。自宅からわずか40分くらいの所です。

温泉も貸しきり状態でたった一人でのんびりと露天風呂を楽しみました。随分とお客が少ないようで経営状態が相当深刻な状況がお風呂にも垣間見えます。個人的にはもう少し繁盛して楽しめる空間であって欲しいと願っています。1時間も浸かっていますとそろそろあがって冷たい物が欲しくなります。

温泉を楽しんだ後はブラリドライブです。新緑や棚田が一杯有りますので笠原経由石割岳経由でお隣の「星野村」の「池の山」に向かいます。途中の沿道の棚田の石積みの見事なことは「素晴らしい」の一語です。先人が手作業で1個づつ積み上げて守られてきた物ですね。石積みの石の粒が揃っていることも特筆ものです。

さすがに石割岳周辺の林道は一通りが少ないのでそれなりの状況でしたが、星野村に入るとこんな山奥まで2斜線の新しい道が出来ています。

グリーンピア八女を出て1時間ほどして「池の山」に着きました。ここは星野村の物産振興の場所でキャンプ場、「お茶の文化館」、「星の文化館」等の施設が整備されています。結構高い山の斜面に有りますので見晴らしが素晴らしいです。対岸の山の斜面には棚田やお茶畑が広がっています。ここでは「お茶の文化館」で名物の「すすり茶」を楽しみました。別名「しずく茶」とも呼ばれるお茶で、特産の玉露を蓋付きの茶碗で「すするように」飲みます。この1杯目のお茶がたまりません。口の中にお茶の濃厚な香りが広がっていきます。至福のひと時です。(お茶代¥500円です)

飲み干したら2杯目のお湯をそそぎまた楽しみます。今度はまた違った味になります。ゆっくりと対岸や遠方の山を見ながら楽しむと心が和みます。

こちらも1時間ほどして退散して帰途に着きます。1時間ほどで自宅に着きます。今日は仕事の事は考えずにのんびりと鋭気を養わさせていただきました。


X-dey

2008年06月17日 | ピュアオーディオ

707j1 今日は自宅のSP-707Jの箱内配線を「ルシファー化」するX-Deyでした。

午前中11時頃から始めて夕方6時の時点でやっと箱内配線の交換が終了した状態です。残念ながら箱外配線の手当てが付かず「音出し確認」までは至りませんでした。

当初予定していた配線の長さ変更で、とんでもない時間がかかり「完了」まで行き着けませんでした。

707j3 バックロードの箱と言うよりSP-707Jの箱は中の構造が「深く」、SP端子とSPユニットの直線距離はたかだか40cm位しかないのに、必要な長さは1.1m、0.8m、0.4mととんでもなく長い配線が要ります。おまけに175DLHは作りつけの状態になっていますので長さが40cmで済みますが、取り付ける苦労は並大抵では有りません。なにせ隙間が有りません。手順を考え順番通りにしていかないと取り付けることもままなりませんでした。

707j10 それでも最難関の第1ステップは完了です。次の第2ステップで完了させます。写真も取っていますが今日は間に合いませんでした。疲れました!!!梅雨の時期ですので不快指数80以上の中での作業でした。汗びっしょりになってしまいました。


私のX-Day

2008年06月16日 | ピュアオーディオ

自宅のSPシステムの「オールルシファー化」の準備がほぼ出来ましたので、明日から2日間の予定で取り掛かります。

まず、SPBOXに穴を開けてルシファーケーブルをバックロードの裏面に入れます。SP端子をつけますのでΦ10mmくらいの穴を6個開け、ケーブルの半田付けをします。そのケーブルの先端をユニットに取り付けますが、バックロードの板が邪魔して取り付けがうまく行くかは予断を許しません。何せ40cmの板材を上に下にくぐらせないといけませんから・・・。ルシファーケーブルはものすごく大きく曲がりません。

現在接続しているSCS-33のケーブルは取り外します。・・・後に残る穴の処理も待っています。とりあえずSPを完成させたいと考えています。その後にネットワークとの配線をやり直します。ここまでやってやっと音出しになります。

SPBOX内のルシファー化が終われば名実共に「オールルシファー化」の完成です。出てくるサウンドが楽しみです。現在気になっている低域の伸びや高域の伸びと質感、音数や鮮度や音色の統一が出来ると共に、今まで聴いたことのないサウンドが出てくるものと思います。

早く自宅を完了して次は「オリンパスシステム」のオールルシファー化です。こちらはインコネのみですので早いです。電源ケーブルの最高級プラグ化は後でのんびりとやっていきます。


自宅SP-707Jシステムのサウンド

2008年06月16日 | ピュアオーディオ

Sp707j1 自宅の707JTrail仕様システムのシステムは約90%がルシファーケーブルになっています。残るはSP箱内配線のみ。現在交換準備に入りました。ケーブルを作成中です。

現在出ているサウンドでも「ふるいつきたくなるような」美音です。これでも相当な満足度です。オリンパスシステム(こちらはインコネのみがシリウスシリーズ)でもこの質感にはかないません。

しっとりとした質感で、超繊細で雄大で、活き活きとした瑞々しさにあふれたサウンドです。C40のボリュームは1クリックから使えます。これでも曲のディティールを損なうことなく38cmウーハーの醍醐味を味わう事が出来ます。もちろん大音量でも使えます。するするとボリュームを12時の方向まで上げても(爆音状態)音のバランスや質感に破綻は有りません。

私の耳的には、D130と175DLH・2405(箱の中のユニット)がまだ鳴り切っていません。ルシファーで接続している#375に引きづられて鳴っているように感じます。これらのユニットが全て「ルシファー」で直結されれば、その潜在能力が直接飛び出してきて、現在の#375の質感と対等に響きだすでしょう。

現在のサウンドが出るようになって「お酒」をたしなむようになりました。実に気持ちが良いものですから「水割り」を少しづつ飲みながら「音楽」を楽しんでいます。深夜12時前後ですのでボリュームはせいぜい2クリックまでですが不足は感じません。

「音が瑞々しく漂ってくる」この感覚は普通のシステムでは絶対に出てこない「質感」です。昔、福岡のブルーノートにMJQやオスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、チック・コリア、ウェイン・ショーターを聴きに行ったときの感覚です。彼らとの距離2~3mのかぶりつきの席で聴いたシーンを彷彿とさせます。彼らの演奏は距離が近いからといってけっして「粗い音」はしません。ここが1流のその上のスーパー級のプレーヤーのゆえんでしょう。(とんでもなく素晴らしい事だとその時に感じました)

これでクラシックも絶品です。音楽の種類を選びません。演奏家の質が高ければ高いほど、録音がよければ良いほど「音楽性」を高めて聴かせてくれます。

コツコツと完全オールルシファー化を進めていきます。来週くらいまでに自宅のシステムを終らせ、心の安堵感を得たいものです。