今時、「FMチューナー」等欲しがる方は珍しいだろう。「FMエアーチェック」を体験している方や、BGMで流しっぱなしの聴き方をする方達だろうと思う。個人的には「デジタルチューナー」のアキュフェーズT-1000を使用している。ノイズが全くなく、トラブルも一時あったが現在は解消して安心して使えている。「音質」レベルも高く、CDと遜色ないクォリティで楽しめる。屋根の上に5素子のアンテナは必需品です。
同じ5素子のアンテナを使っても、こちらのチューナーではノイズに悩まさせられた。アナログチューナーの代表の一種であるSONY ST-5000Fである。他にもケンウッドL-01TやYAMAHA T-1000等沢山のアナログチューナーを使って来たが、「ノイズレス」とは行かなかった。
古い機種を懐かしんで30年以上前の機器を選択すると、パーツ(CR類他)の劣化で苦しむことになるだろう。アナログチューナーは殆どが30年以上前の機種になる。
デジタルチューナーは進化している。これからも進化を続けるだろう。デジタルでも古い機種はパーツの劣化で「初期性能」を維持できない個体が多いと推測する。中古機種はそれなりの価格にこなれて来て、入手しやすくなっているが、むやみに手を出す代物ではないと思う。