Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

答えの無い「ボリューム」類

2021年05月01日 | ピュアオーディオ

昔のマランツ#7に使われていた「クラロスタット」(2連500KΩ)のボリューム(写真上)です。9時の方向から急激に立ち上がる「Bカーブ」のボリュームです。使うSPユニットとの相性が良ければ、分厚いキレの良いサウンドを出してくれます。


2個共にクラロスタット製です。マランツ#7用は左側、右側はバランス用に入手しました。


自宅システムでこのボリュームを使った事も有りますが、D130では7時の方向ぐらいで、とても9時の方向まで上げられません。重低音を出す能率の低いSPに向くと思います。

組み合わせるSPシステムの能率と、ボリュームの「カーブ」(Aカーブ・Bカーブ・Jカーブ等)を合わせる必要が有る。個体ごとに決まっているので、自宅のシステムではA&B社の「Jカーブ」(12時方向から急激に立ち上がる)のボリュームを使っている。今では入手難なボリュームである。

プリアンプのボリュームはシステムのキーポイントである。使い勝手や音質に直結してくるが、どのボリュームが良いかは答えが無い。システムに合わせるのが良いと思う。