Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

45年前のアンプを生き返らせる

2018年11月25日 | ピュアオーディオ


昨年10月に45年前のアンプ「ケンソニック:C200+P300」を、今年2月に「エクスクルーシブ:C3+M4」アンプを購入しました。



どちらのアンプの組み合わせも、プリとパワーアンプは別々の方から購入しました。いずれのアンプも購入当初は「まともな動作」をしませんでした。電気は通電していてもまともな音や機能がしていない状態でした。眠っていたアンプ(死んだアンプ)だったと思います。

音が出ていると思っていたら、片chから音が出ていなかったり、突然ノイズを発生させたりと色々な不具合を体験させてもらいました。・・・これで本当に正常なサウンドが出て来るのか?心配になりました。

毎日「鳴らし込み」を2時間以上して、半年ほどは安心して使える状態ではありませんでした。8ヶ月経過したころからやっと安定してきた様です。現在では何の不安もなく使える様になってきました。

一度眠ってしまったアンプを生き返らせるには最低「半年」(2時間以上×180日・・・累計400~500Hr)の「鳴らし込み」の時間が必要だと云う事です。ケーブルを上級グレードに交換しても同じくらいの累積時間が必要な事が判っています。

古いアンプには「生き返る確率」も有ると思いますので、その面で行けば運が良かったのかもしれません。くれぐれも半年かければ生き返る・・・等と安直に思ってはいけません。お陀仏になるアンプも有る事を知って置いてください。