Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

LE8TとD208システムでは音のバランスが違う

2018年11月12日 | ピュアオーディオ


昨日D208システムを音楽部屋に持って来て鳴らし始めました。今までのLE8Tシステムと比較すると「音の軽やかさ」や「ヴォーカル」の質感が違います。周波数的にはLE8Tの方が下まで伸びていますが、「音のバランス」がまるで違います。聴いていて心地よいのはD208システムの方。自宅システムに相通じる部分が有る。

D130(自宅)の反応の良い軽やかな低音がD208からも聴こえる。元々D130(38㎝口径)の20㎝口径版がD208なので、系統が同じと云う事になります。個人的にはこのD130系の音が好きなんでしょうね。

ヴォーカルなど口径が小さいにもかかわらず非常に良い響きで鳴ってくれます。D208ユニットも最初期型の「ランシングマーク」のモノを選んで使っていますのでその辺にも音の良さの秘密が有るかも知れません。

人によっては「低音の出ないしみったれた音」と評される方もいますが、個人的には「なぜこの音の良さ」が分からないのだろうか?と疑問に思う事も有ります。個人的には非常に気に入っていますのでこのSPだけは手放さないつもりです。後15年以上経てば、本当の終のスピーカーになるかも知れないと思っています。