Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

良い音の正体とはいったい何だろう?

2018年07月14日 | ピュアオーディオ
機器には「グレード」と云う曖昧な判断基準が有る。10万円のアンプと100万円、500万円のアンプでは「漠然」した差があるが、価格が同じででも「メーカー」が変わればその比率も変わって来る。

とかく「相性」の性にして誤魔化して来たのが「雑誌」のオーディオ評論家諸氏だと思う。果たして「相性」なるものが存在する所以は何だろう?

オーディオの「音質」に関係する「指標」が今もって良く判らない。電気特性的にも音響力学的にも「何が良くなれば音質が上がったと云えるのか?」がまだ良く判っていない。

「電気特性」と「音響」が組み合わさったのがオーディオだと思うが、どちらも「これが良くなれば音質が向上したとする尺度がない」のが現実である。

「尺度がない」と手をこまねいていては先には進めない。行動して「実際を変える」事をしている。今までは「音数」(情報量)を増やすには?と云う事で、機器のグレードアップ(高価格化)をし、「ケーブル類」のグレードアップをして来たが、ケーブルのグレードアップの方がより「劇的な変化」をする。

ケーブルで「劇的変化」を経験した事のない方はこの辺がまったく理解できないし、「価値観」の違いも有る。(ケーブルごときに大金は使えない・・・とか)

まだ自分の頭の中がまとまっていない。各論(アンプ・SP・ケーブル・部屋環境等)についての良し悪しはかなり固まって来たが、総合的に「何が良ければよい音になるのか?」が固まっていない。

自分は「原理・原則」を知りたいと思っている。行動には「仮説」を立ててそれを証明する様にしている。しかし、「管理指標」(尺度)が無い状況ではまだまだだ。個人の好みや機器の性にしている様では先はない。