Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムが少し鳴り出して来た

2018年07月05日 | ピュアオーディオ


自宅システムはパワーアンプ交換(クレルKST-100)・新作ラインケーブルの導入交換をして約1ヶ月になります。



KST-100はまだ電源トランスが「ヌケていない」状況で、トランスのうなり(ノイズ)がまだ出ていますが、低音用のD130から低音らしい力強さが出始めました。このまま鳴らし込めばノイズも無くなって良いサウンドになってくれるでしょう。

ただ従来は、パワーアンプにWE101Dppパワーアンプを使って「耽美な世界」を目指していましたが、パワーアンプの正確の違いでかなり変わってしまいました。好みではないけれどこのまま使って何処まで良くなるのか確認したいと思っている。7SPユニットを1台のパワーアンプでドライブするという事はかなり厳しい使い方です。クレルのアンプを使い出して、その辺がかなりイージーになって来た。どちらかと云うとサブシステムの「フルレンジSP」に近い鳴り方で、気楽に音楽を楽しめる様なサウンドです。正対して1枚のCDと向き合って聴く様な聴き方にはまだ達していません。

ラインケーブルのグレードを「最高峰」にしても、結局はこのパワーアンプの「ヌケ」の進捗に合わせての「音質アップ」にならざるを得ず、時間をかける事しか有りません。とにかく毎日4時間以上鳴らし込んでいます。アンプの活性化や信号ラインの活性化も、鳴らし込む「時間」だけが解決してくれます。