
オリンパスシステムのラインケーブル(XLR)を全て交換してから4日になります。毎日午後から4時間近く鳴らし込んでいますが、機器の活性化が少しづつ進んでいます。ただまだ本領発揮では有りません。機器の中を電気が走るのですが、左右均等に抜けて来ている訳ではないので、時折左右の音の出方等に違和感を覚えます。これは、しっかり鳴らし込めば解決する問題です。
ラインケーブル交換後の変化は、
1)SN比がまた一段と良くなった
2)音圧がアップした
3)音数の増加(解像度アップ)・・・ハイスピードサウンド・・・音の厚みがより厚くなった
4)エネルギー感がより強くなった
5)前後左右(前に出てくる音・奥行き感・左右への広がり感)への音の広がり感が増した
結果として、よりリアルな再現に近づいたと思う。まだ以前の「ヌケ切った」感覚がないので「自然な音の雰囲気」とは言えない状況。
音数の少ないモノラル録音の復刻版CDをかけても、以前より音数が多くなって聴ける様になった。音の雰囲気がズッシリとした聴きごたえのある音に変わりましたね。余韻の多さも加わり、聴きごたえが有ります。オペラもかけて見ましたが「ステージが目の前に広がる」様な再現をしてくれます。以前は真ん中のラックが邪魔して、ステージ感を感じなくなっていたが、大幅に改善して来ています。
交換直後から「琴線に触れる音」が出始めています。このメインシステムを聴くとサブシステムを聴くのが辛くなる。サブシステムだけを聴けば、納得させるだけの音質を持っているが、やはりメインシステムと比較するのは可哀そうです。