アルテックの「ミニモニター」のウーハーを外して「エッジ交換」に出しました。来週には帰って来るでしょう。ウーハーを外した穴を利用して、別のユニットを入れて鳴らしてみようと思い、オルソン 30㎝フルレンジWコーンユニットを手配しました。
ユニットを入手出来ましたのでALTECのミニモニターの箱に「別配線」してフルレンジで鳴らそうと工事しました。しかし、フレームの補強部の形状が違う為に箱に入りませんでした。・・・徒労に終わった一日でした。それでも「音出し確認」はして置きたいので、上の様な接続でユニットの動作確認をしました。
フレームの4個の補強部分がネジ止する部分まで成形されていた為に、その部分が穴の中に入らず取り付けできませんでした。
SPターミナルなど作りは良いですね。オルソン社はオルソン博士の作った会社? Wコーンフルレンジという事は1960年以前に製造されたユニットですね。(多分1940~1950年代)
箱に入れていないので低音の量感は有りませんが、綺麗な中高域ですね。澄み切った音に魅力を感じます。この手のWコーン型は低域と高域を欲張っていません。逆に捉えれば「中域」が非常に充実しています。その為「ヴォーカル」等は絶品のサウンドを奏でてくれます。以前アンペックスの#515等も鳴らしていましたが、他の追随を許さないほどヴォーカルが良かったです。
このユニットの為に箱を準備して・・・等とも考えますが、置き場所が有りませんのでしばらくは「お蔵入り」させます。コーン紙にシミは有りますが非常に程度の良いものです。そのうちBGM用に鳴らすかも知れません。今回は「徒労に終わった」のでガッカリです。