Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アンプの活性化は「苦行」の連続

2018年03月20日 | ピュアオーディオ
自宅システムで使っているLUXMAN M-06αを2月から「活性化」の為に、電源・電源ケーブル・ラインケーブルを一度に交換して実施しています。



「機器の活性化」には2種類有ります。

①信号ラインの活性化・・・約500~1000Hr必要
②電源ラインの活性化・・・約2000Hr必要

本来は電源ラインか信号ラインのどちらかを片付けてから、次のステップに移って行きますが、今回は「最短」を狙って同時に開始しました。その結果、「ブーン」と云うノイズに1ヶ月以上悩まされました。また中音のドライバーからも「ジジジ・・・」と云うノイズが発生しています。おまけに「毎日左右の音量バランス」が狂って、右に寄ったり左に寄ったりを繰り返しています。1ヶ月以上経った現在でもそれらの症状がまだ出ています。「苦痛」(苦行)です。

それでも、「ブーン」と云うノイズは初めは盛大に出ていましたが、現在ではわずかに出ている程度、中域の「ジジジ」のノイズはかすかになりました。段々収まって来ています。これが「活性化」すると「静寂」に変わります。

「アンプの活性化」を知らない方が、当方のケーブルを使ったら、「機器が壊れた・・・」と思われるでしょう。とんでもないノイズの発生ですので間違いでもないかも知れません・・・。

強力な(性能の高い)ケーブルを使うとこの様な「反作用」も発生します。こんな「不具合」を何度も経験して来ているから「待てる」のです。しかもこれは、音質の「グレードアップ」の「関所」です。ここを通り過ぎないと先には進めません。

その為には毎日5時間以上鳴らし続ける事が必要になります。それも「半年から1年間」。これが出来ない方は、「音質のグレードアップ」は不可能でしょう。この活性化の先には「活眼」が待っています。「活眼」した機器になった時は数段上の音質になる事と、機器が本来持っている「潜在性能」が出て来ている事になります。

この「活性化」作業はお金をいくら積んでも誰も直ぐには出来ません。地道にコツコツやったものだけが手に入れることが出来る「音質」です。1週間に1回(5時間)ぐらいの使用頻度ではたどり着けません。だから現在「サブシステム」を作って、活性化させてから「メインシステム」に持って行こうとしています。